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| 26日 ◆ 渋柿を見よ甘ぼしとなる | あなたが輝く−新渡戸のことば(花巻新渡戸記念館)より |
| 《出典:新渡戸稲造「一日一言」[10月22日]》心は,寛大にせんと思えば幾らも寛大になる.人を容れる度量は,心がけ次第にて広くも狭くも慣らすことを得るものである.世を渡るには,清濁併せ呑むくらいの心がなければ大事は出来ぬ.「悪しくともただ一筋に捨つるなよ 渋柿を見よ甘ぼしとなる」「大空はただ我が心一つにて 月日も星もあらはれにける」 | |
| 8月26日 ◆ 山鹿素行の自戒 | 新渡戸稲造「一日一言」(財団法人新渡戸基金/2002)より |
| 元和八年(西暦1622年)山鹿素行が生まれた,この英傑がいかに己の短所を知りてこれを矯めんとしたかは左の一句にてもわかる.「われはなはだ利害に喩(さと)る,故に言うところ利口に渉り,行うところ捷径を貴び,しきりに己を立てん事を欲して,人を立つる事を思わず.わが薄徳このごとくにして,志を得んと欲す.これ人を傷(そこな)い辱(はじ)を胎(のこ)すものにして,天地の罪人なり.天命与せざるもまた宜ならずや.何ぞ思わざるべけん.《山鹿素行(1622-1685)江戸前期の儒者,朱子学を学んだが,伊藤仁斎と古学を提唱したため,一時お預けとなる.兵学も講じ,武士道を重んじた.》 | |