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21日 ◆ 雲よりも上なる空に出でぬれば 雨の降る夜も月をこそ見れあなたが輝く−新渡戸のことば(花巻新渡戸記念館)より
《出典:新渡戸稲造「一日一言」[7月11日]》昔ギリシャのある天文学者は星辰の観測にふけり己の足元を忘れて溝に落ちしと.行いは常識の軌道を外れざるがよし.足は地を離れぬように歩むべし.思慮は泥土に執着せず.天に向上するがよし.かくして高く大なる思想を,低く小なる言行に顕すべし.「雲よりも上なる空に出でぬれば 雨の降る夜も月をこそ見れ」《ギリシャのある天文学者: 哲学者ターレス(紀元前624?-546?)のこと.彼は日食を予言し,ピラミッドの高さを測った.》
1月21日 ◆ 得意の時の我儘新渡戸稲造「一日一言」(財団法人新渡戸基金/2002)より
寿永三年(西暦1184年)の今日は,木曾義仲が哀れにも三十一歳にして戦死せる日なるが,彼の失敗は,勇に誇りて得意の余りに横暴を極め,上を上ともせず,法も理も無視した故である.少しく成功すると直(すぐ)に偉がり,己が分限を忘れて我意を張るゆえ,人を縛らんとする縄で自分の首を締めるなり.「勇気とはわが人欲(にんよく)のわたくしに ちつとも負けず勝ちぬくをいふ」「油断こそ大敵なりと心得て堅固に守れおのがこころを」《木曾義仲(1154-1184)平安末期の武将,源頼朝のいとこ.木曽で育ち,1180年挙兵,平氏を破り京に入るが,部下が群盗化し,源義経ら頼朝の軍に追われ敗死.》
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