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大谷研究室クロニクル(3535レコード)
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■ 2026年1月17日・《1388》慣れ(その2) 1  0
PAセルの窓板がわれてしまったとのユーザのしらせがあり,代替のセルを郵送したが,「こんどは感度がでません」とのクレーム.発送前にこちらで感度のチェックはしていたので,校正用のラバーシートの状態とか,封止用のO-リングがちゃんとはいっているか,電池の電圧はだいじょうぶか,コネクタの接続不具合はないか...などなどためしてもらったが,いずれも原因ではなさそうと.あとは,マイクロフォンの故障しかないかなとおもったが,念のため,バルブはちゃんと閉まってるかを確認してもらったら,なんとそれが不具合の原因だったことが判明.まえにも書いたが,じぶんでは無意識に確認していることは,ひとにつたえるのがむずかしい.
■ 2026年1月16日・《1387》Internal Server Error 1  0
セリア(酸化セリウム(IV))の電子トラップ密度のエネルギー分布(ERDT)についての論文(communication)はいまだ投稿中(2回めの投稿で改訂稿を1月8日に投稿).この論文だけの「情報画面」(イメージ右)とその雑誌の著者としての記録のページ(「著者画面」)(イメージ左)があって,投稿して1週間はいずれも「エディターがかんがえ中」だったが,きのうの夜には,情報画面が「Internal Server Error」で,あわてて著者画面をみると,「In Peer Review」になっていた.情報画面はけさになると復旧したが,「エディターがかんがえ中」.経験からいうと,査読依頼をおくってもすくなくともひとりが引きうけないかぎり,情報画面はきりかわらないもよう.どうやら,2つの画面でみている情報がことなるらしい...ってなことをかんがえてもアクセプトされるわけではないが...
■ 2026年1月15日・《1386》迷惑メール 1  0
あらての迷惑メール登場.LINEのグループをつくってそのQRコードをおくれとのメール.なにをねらっているのだろうか.まえにも書いたが,投資詐欺などのさそいはまずメールできて,そのあとLINEがWhatsUpでやりとりしようというものがおおい(「LINEもWhatsUpもやりません」と返信したらぱったり応答がなくなる).だけど,業務のLINEだといっておいて,そのあとがつづくのか...いずれにしても,この手のメールにひっかかるひとがいる,ということだけはまちがいない.
■ 2026年1月14日・《1385》Echoes 2  0
ここのところ一日中氷点下の真冬日がつづき,逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定やオンラインミーティングの予定がないと,ついつい出不精になって自宅でパソコンしごと(ほぼすべてのファイルはDropboxにはいっているのでパソコンさえあればどこでも作業可).Bluetoothスピーカーしかないワークスペースとはちがって自宅では「ちゃんとした」オーディオがあるので,けっこうたのしんでいる.きょうは,高校生のときにレコードをかったPink Floydの「meddle」のB面(この1曲だけ・23分30秒)の「Echoes」(とはいってもレコードではなくiTuneesだが...).いったいこの曲をなんど聴いたのだろうか.
■ 2026年1月13日・《1384》知的生産 3  0
本棚の梅棹忠夫「知的生産の技術」(岩波新書/1969)が目について,またまたパラパラ読み.「われわれ中堅どころにいる研究者だって,ほんとは,おそろしく研究能力がひくいのではないだろうか.それも,頭がわるいとか,なまけものだとかの理由からではなく,もっぱら研究の『やりかた』がまずいために,研究能力のひくい段階にとどまったままでいる,ということがあるのではないだろうか.いわば,技術のふそくにもとづく研究能力のひくさである」(5ページ).そうか,原点はここか...そして日本の研究者は「技術ぎらい」であるという(6ページ).だからこそ,「知的生産の技術」が必要であると.50年以上たったいまのひとにとっての技術は,インターネットやAIとおもうかもしれないが,それは思考のそとにあるもの.思考そのもの,つまり「考える過程」そのものが技術なのか.
■ 2026年1月12日・《1383》ポスター 3  0
とある学会(学会運営エンジンmeddle上で運営)で特別講演2件を無料一般公開することに.となると,パンフレット(ポスター)が必要となって,NPOで請け負って制作.参加の方法などなどいろいろな情報を満載することになるので,「くわしくはウェブシステムで」とすると,その時点で一般の方は「はなれる」と予想されるので,2枚仕立て.くわしい情報がはいった2枚め(イメージ右)をメインの1枚めとならべてもいいが,かさねて掲示してもらって,1枚めの下の「めくる」のナッジでめくって見てもらおうという魂胆.あともうひとりの特別講演者のポートレートが入手できれば完成.
■ 2026年1月11日・《1382》NOW 1  0
昨年のきょうのクロニクル は「AOT」に関する記事.といっても,界面活性剤のはなしではなく,歳をとって,「あたる(A)・おとす(O)・たおす(T)」がおおくなったというはなし.じゃあことしは「NOW」でいきますか.「なに(N)を思って(O)いたかわからない(W)」.イスからふと立ちあがった瞬間に「なにをしようとして立ったのかわからない」や,パソコンのアプリケーションを立ち上げたときに「どんな作業するために立ち上げたかわからない」,コンビニエンスストアにはいった瞬間に「なにを買おうとしていたかわからない」などなど...いわゆる「短期記憶」の欠損か.
■ 2026年1月10日・《1381》温故知源 1  0
きょうの論文のひとつの「ZCATO2008」は触媒学会の機関誌「触媒」のなかの「フォーラム」の記事でタイトルは「温故知新」をもじった「温故知源」.窒素分子の吸着量から比表面積をもとめる際につかう窒素の吸着断面積(0.162 nm2)がかつてのアボガドロ定数をつかっていたので,ほんとうは「0.163 nm2」からはじまって,いろんな「いちゃもん」をつけた話.ちなみに窒素の吸着断面積の算出は,なんと窒素の固体の構造をもとにしている(というかそれ以外に方法を思いつかない)から,ほとんど絶対的量としてはとりあつかえないはずだが,世の中のすべてのひとが「0.162 nm2」がつかっていれば,なんの問題もない...というのがふつうの認識.科学なんてこんなものだったんだ...
■ 2026年1月9日・《1380》メモ 1  0
サポート中のとある学会の要旨PDFファイルのチェック中(各自がアップロードするときに指定の書式などをまもっていることなどを「宣誓」してもらっている[ぜんぶチェックしないとアップロードボタンがアクティブにならない]が...ほとんど形骸化]のだが半数ちかくが修正必要(修正をもとめるとまたチェックしないといけないのでこちらで修正).やっているうちにおもいだしたが,むかしは冊子体の要旨集があったから,そこにメモを書いていたなぁと.さがしてみたら,オンラインんで「学会/講演会/セミナーメモ」なるデータベースがあって,435件登録されていた.イメージはきょう1月9日の2件.ちゃんと転記してたんだ...遠い目.さいごのデータが2019年12月18日というのが「なるほどなぁ」という感じ(その後はほとんどオンラインになった).
■ 2026年1月8日・《1379》ラストチャンス 1  0
よくもわるくもさいごになるであろう酸化セリウム(IV)(セリア)の論文の改訂稿を投稿.「こんな主張がもしまちがっていたら困るので,ちゃんとサポートするデータを追加せよ」という意味のレフェリーコメントに対するリプライは,「示唆される追加実験ではサポートにならない(はっきり言えばこれまでに報告されている測定・観察には定量性がない)」だが,そのことに気づいたのはひとりのレフェリーのさいしょの要求である「『morphology』をきちんと定義せよ」を出発点にしたという主張.本文はもちろん,SI(supporting information)もきっちりチェック(こまかいところでかなり多くのミスを発見!)して投稿.みなさん「Please cross your fingers!」.
■ 2026年1月7日・《1378》Reminder 1  0
例の酸化セリウム(IV)(セリア)の論文の改訂稿の投稿はまだかとのリマインドメール.はいはい,鋭意改訂中です.とはいっても,ふたりの審査員の要求はある意味不当で,要求される追加実験をやっても今回の内容をサポートすることはないのだが,以前の改訂稿についてのリプライに対してエディターが「Moreover, some of the Reviewers’ criticisms were not directly addressed in the latest revision; instead, the authors appear to have opted to soften or remove the most critical passages.」なんていってくるから,作戦がむずかしい.ただ,じっくりかんがえて,これまでのレフェリーコメントをポジティブにうけとめて,そこを出発点にするこに方針転換.なんとかなるか...
■ 2026年1月6日・《1377》酸化チタン 1  0
Googleアラート「酸化チタン」によると,酸化チタン製造の国内メーカのひとつである堺化学が,顔料用酸化チタンの製造販売を終了すると.「酸化チタンのなかでも,日焼け止めに用いる超微粒子や触媒用の生産は続ける」とあるので,研究者にとってはあまり大きな問題ではないが,やはりバルクの大量生産品については,中国などの販売拡大がすごいことになっているもよう.機能製品としての酸化チタンの方が,NPOによる逆二重励起光音響分光法測定の需要がおおきい...はず.ただし,堺化学はなんども「測定してみませんか」とさそっているが,「なしのつぶて」.
■ 2026年1月5日・《1376》しごとはじめ 1  0
きのうまでの静寂から一転して,けさから,多くのさまざまな電子メールが着信.なかでも突出していたのが,化学系学協会北海道支部2026年冬季研究発表会(「冬季研」)関連.ひとつは,参加登録受付メールと参加登録費振込ずみの連絡.振込の際は振込者名として「参加登録受付コード」のカナ表記(場合によってはカタカナ以外をつけつけない場合があるため)とするように通知しているが,なかなか浸透しない.振込者名がまちがっていたらもうお手上げ.もうひとつは,広告協賛関連.やはり仕事はじめのきょうに処理がおおいとおもわれる.
■ 2026年1月4日・《1375》研究と教育の分業 1  0
きょうの日経新聞の「サイエンスNext Views」(松田省吾)のタイトルは「研究と教育の分業急げ」.どうやっても研究費が大幅に増加することは見込めないから,「研究」を担当する(できる)教員の数を限定して,「あまった」教員は教育に限定すればよいとの意見.そこでいうところの教育というのは,研究の基礎になる学問を教えるというニュアンスだが,大学における教育とは,「研究する」とはなんなのかを教えることで,研究するための基盤となる既存の知見だけではない.いずれにしても研究者の総数が減少すれば,分布の高低の「すその」がへるのは必定だから,平均値がおなじでも突出した研究はうまれない.
■ 2026年1月3日・《1374》年賀状 1  0
ことしの(NPOではなくプライベートの)年賀状は,しばらくつづいた幼稚園時代の「おえかき」シリーズから脱して富良野の夜明けの写真を使用.12月29日にはできあがっていたのだが,大みそかに自宅で年越しパーティをしたこともあって,年内には発送できず.正月になってから,受けとった年賀状をみながら返信として年賀状を書くことになったが,これはこれでいいのかもしれない.やはり,世の中の風潮か,「年賀状じまい」もちらほらあり,メールにかえたという人も.メールの方が情報は多いが,はがきを読む方がいいような気もする.さてどうするか...
■ 2026年1月2日・《1373》「数理・データサイエンス・AI入門」ぱらぱら読み 1  0
岡田浩之「数理・データサイエンス・AI入門:データ駆動型社会を生きるためのスキル」(共立出版/2025[北大附属図書館開架図書])ぱらぱら読み.附属図書館に借りた本をかえしにいくと,いつも「あたらしく入った本」のコーナーをみてみることにしている.たぶんじぶんでは買わないだろうなとおもう本を借りてくることになる.この本もそのひとつ.Pythonでの実習もできるようだが,そこまではちょっと.AIの課題となるのが倫理(8ページ)ということがあるが,そのための解決策や指針はしめされておらず,「ともかくつかってみよう」という方向.そうなるだろうなぁという印象だけがのこった.《「グラフの原点はゼロにせよ」についてはつよく同意》
■ 2026年1月1日・《1372》新年のごあいさつ 1  0
2026年新年のごあいさつ.昨年の元旦に書いたように,論文だけをめざすのではないのがだいじなところだが,昨年4月に投稿した論文(Communication)が,すぐにべつの雑誌に「transfer」され,3回の修正投稿にのちにリジェクト.その理由が不当であると訴えたら,もういちど投稿せよとの指示で,再投稿.その後「major revision」(実質的には「やれない追加実験」を要求しているので「reject」)となり,8か月をこえた現在でもまだ決着がついていない.まずはこの論文の決着させてから,2026年がはじまるといえるか...となんとも歯ぎれのわるいごあいさつで失礼.
■ 2025年12月31日・《1371》ことしの論文 1  0
ことしの論文は4つだけ.可視光下の光触媒活性の「ただしい」評価法に関する解説記事の「ZFITR2025」をのぞくと,のこりの3つはいずれも,逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)をつかった粉末材料評価についての共同研究の成果.ANZAA2005は「Black Titania」,SANOC2025はチタン−スズ複合酸化物,そして,CSOKH2025は,なんとbacteria celluroseについてのRDB-PAS測定結果をふくむもの.だんだんとRDB-PASによる固体材料の構造評価の論文がふえてきて,大谷研究室以外の共同研究の成果の論文が48報に(イメージ右).
■ 2025年12月30日・《1370》ドキュメント72時間 1  0
毎年12月30日はNHKの番組「ドキュメント72時間」の総集編の放映.ことしはなぜか時間がなくて,オンタイムではみることができなかったが,録画して3位から1位の3本を視聴.3位は「多国籍の学生寮 青春の日々に(2025年6月6日放送)」で立命館アジア太平洋大学の学生寮.外国人留学生というより,いろいろな事情で日本の学校になじみをもてなかった日本人学生のことが印象にのこる.2位は「密着!巨大病院の引っ越し(2025年2月7日放送※完全版は2025年3月5日)」.琉球大学病院の引越.1位は「聖夜の長崎 大病院のケーキ店(2025年1月31日放送)」.やっぱりこれだったね.いずれにしても,各回のさいご(65時間くらい)で,松崎ナオの「川べりの家」の前奏がはじまると涙腺がゆるむようになったのはいつからだろうか.+ + 
■ 2025年12月29日・《1369》ご用おさめ 1  0
きょうは「ご用おさめ」.大学だと,いちおう出勤するが,かたづけだけしてあとは...というぐあいだが,NPOではあずかっている試料があるので,7時すぎに出勤して(イメージ左が「証拠写真」).逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定を開始.終業時間までに12試料中7つの測定を完了.そのあとは,装置のラックのほこりそうじとそうじ機がけ.そうじ機のなかもきれいにしてから,植木鉢のみずやりと台所のながしの排水口洗浄.台所とトイレのタオルを交換して大そうじ完了.帰りみちの「ご神木」に一年のお礼をいって帰宅.
■ 2025年12月28日・《1368》BK2休止中 1  0
業務日誌によれば2018年5月に分光計器から購入した逆二重励起光音響分光法測定用単色光照射装置の「BK2」は,定年退職にともなって,ほかの装置とともに北大からtouche NPOに移転.それ以来3年間,光源の水銀−キセノンランプの短波長紫外線の強度がたかいというメリットから,おもにPAS測定用として利用していたが,先日ランプが点灯しなくなって休止中.11月はじめには点灯しにくい状況がつづいていたので,すでに交換ランプ(約210千円!)は発注済だが,納期が3か月なので,しばらく休止はつづく.ちなみに前回のランプ交換は2020年3月3日.《いまごろになって,電源電圧をさげて寿命をのばすことも可能であることが発覚...次回からはそれで/ちなみに測定後の波長もどしが逆方向になっているをランプ交換時に修理できればいいかと》
■ 2025年12月27日・《1367》活性評価 1  0
Googleアラート「光触媒」で,「東京科学大など,光触媒性能を高速評価できる新手法を開発」なる記事がとどく.この記事には研究者名がなかったが,「光触媒活性評価 東京科学大 北陸先端大」でググったら,両大学のプレスリリースがでてきて研究者名が判明.活性評価の基本は,有機色素のメチレンブルーの退色(光吸収を観測しているだけなので分解かどうかは不明)をみているだけなので,残念ながら「ほんとうの」光触媒活性ではない.いまだにこんなことをかんがえているひとがいるんだね.
■ 2025年12月26日・《1366》「アイデアの発見」読了 1  0
杉山恒太郎「アイデアの発見 杉山恒太郎が目撃した,世界を変えた広告50選 」(インプレス/2018)読了.ながいあいだ読まれることなく本棚にあった本.50の広告についてさまざまな視点から書かれている.印象にのこったひとつは,「『Gray Matter』ユナイテッドテクノロジーズ(1979)」という文字だけの連載新聞広告.そのひとつには「一線を退いたのちに人生の成功を収めた人を取り上げた『引退してもさびつくな』」(56ページ).クリエイティブディレクターだけあって,カバーおりかえしの著者紹介がとてもよい.
■ 2025年12月25日・《1365》研究室の忘年会 1  0
26年まえの1999年は,触媒化学研究センター(現触媒科学研究所)触媒反応化学分野(大谷研究室)の年末報告会が開催されて,全員の研究成果を報告.大谷研究室は1998年9月からなので,2000年3月の修士修了予定者はなかったが,修士論文のタイトルを届けでる必要があるので,以降毎年年末に開催し,そのあと忘年会(1999年がどうだったかは不明)というのが定例化.ただ,平成の時代は天皇誕生日が23日でクリスマスイブの前日となるので,日程調整に苦労した記憶が...
■ 2025年12月24日・《1364》クリスマスケーキ 1  0
NPOのワークスペースから自宅へのかえり道,ちょっと買いものをするのにセイコーマートによったら,クリスマスケーキをうっていたので,おもわず買ってしまった(モンブラン4号)...夕食後に,ついていたロウソクに火をともしてみたら,けっこう絵になる.食べてみたらこれまたけっこうおいしい.かんがえてみれば,じぶんでお金をだしてクリスマスケーキを買ったのは...記憶にない.
■ 2025年12月23日・《1363》年末年始 2  0
大学にいるときなら,「ご用おさめ」と「ご用はじめ」はきまっていたが,退職したいまは,年末年始の休業をいつからいつまでにするかは,プライベートのスケジュールが優先となる.実際にパソコン(サーバー)のしごとは自宅でもできるから,さかいめははっきりしないが,逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定はワークスペースしかできないので,退職後の3回の年こしはどうだったかと実験ノートをみてみると,2022年末は,12月30日から1月3日,2023年末はなんと休みなし(1月はじめの名古屋大学へのRDB-PAS測定装置貸出しの準備),そして昨年の2024年末は,12月28日から1月9日がやすみだった.さてことしはどうするか...《結局12月29日から1月3日になりそう》
■ 2025年12月22日・《1362》生きのこる 1  2
3年まえのきょう書いた「生きのこる」ために研究テーマを時代に迎合したもの,つまりオリジナリティのひくいものにせざるをえないから,研究の質をあげるには,「生きのこり」をかんがえなくてもよい「マージン」をつくることだが,それを提供する立場にある大学や研究所も「生きのこり」をかんがえているからそんな余裕はない.そもそも国ぜんたいで「集中と選択」を基本方針としているわけだから,なにを言ってもとりあげられる可能性はひくい.ノーベル化学賞の北川さんは「基礎研究をだいじに」といっているが,それをだれがうけとめているのだか...
■ 2025年12月21日・《1361》札幌ESTA 1  1
JR札幌駅(ちなみに札幌市営地下鉄の駅は「さっぽろ」で,かつてはおなじなまえの駅をつくれなかったから=「和歌山駅」と「和歌山市駅」など)に隣接する札幌ESTA(エスタ)は,1996年に札幌にひっこしてきたときは,「そごう」がキーテナント(というか,「そごう」のビルだと認識していた)だったが,2000年には撤退.そのあとBicカメラがメインテナントだったが,北海道新幹線の札幌延伸でとりこわされることに.ただし,2023年にすべて閉店(バスターミナルも移転)したのに,そのままの状態だったが,さいきんようやく解体工事がはじまったようす.気がつけば,工事の解体用防護パネルでメッセージが表示されていた.《東側は,JRの列車の窓から見えることを意識してか「WELCOM SAPPORO」(『TO』がいるようにもおもうけど...)》
■ 2025年12月20日・《1360》プレゼン 2  0
カーマイン=ガロ「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」(日経BP/「2010[北大附属図書館開架図書])ななめ読了.構成は,第1幕(「章」ではない)「ストーリーを作る」,第2幕体験を語る」と第3幕「仕上げと練習を行う」.そのとおり,学会では口頭発表でもポスター発表でも「ストーリー」が必要で,PowerPointスライドやポスターをつくのが目標ではない.その意味で核心をついているといえるが,もっともだいじなことが欠けている.それは,発表の直前ではなく,発表の予定があるなしにかかわらず「つねに」ストーリーをかんがえていること.それが研究であり,開発というもの.
■ 2025年12月19日・《1359》滝川高校の発表会 1  0
きょうはSSH運営指導委員をしている道立滝川高校の「令和7年度北海道滝川高等学校SSH総合探究I・II課題研究発表会・理数科課題研究発表会」.夏なら自動車で行くのだが,この時期は積雪による道路の通行止めや事故,混雑があるのでJRで参加.昨年から,学会運営エンジンmeddleも利用してもらっている.今回も,普通科の生徒の口頭発表のあと,体育館で特別講演.ことしは卒業生ふたりが「『やりたいこと』を叶えるために」を講演.昼食をはさんで,理数科の生徒(1年と2年)のポスター発表は体育館で.ポスターは,すべてブラウザブルウェブポスターにして一般公開.ねらいは,今後道内をはじめ全国のSSH校での連携をすること.つぎは,1月の令和7年度北海道滝川高等学校SSH英語ポスターセッション
■ 2025年12月18日・《1358》ホームページ 1  0
北大理学部の助教授(いまでいうところの准教授)から,触媒化学研究センター(現触媒科学研究所)の教授(触媒反応化学分野)に昇任したのが1998年12月.担当大学院は理学研究科から地球環境科学研究科(現環境科学院)にかわることになった.地球環境科学研究科は,大学院独立専攻なので,内部で大学院にすすむということがないから,外部(北大内からはほとんど来ない)から大学院生をあつめる必要がある.いまとなっては常識だが,そのために研究室のホームページ(ウェブページ)を作成することにし,27年まえのきょう,公開したという記録がのこっている.残念ながら,当時のページのスクリーンショットはのこっていないが,義兄からもらった「大谷研究室」の看板(イメージ右)の写真がはいっていたことはおぼえている.数年後の状態がイメージ右.
■ 2025年12月17日・《1357》忘年会 3  0
27年まえのきょうは,北海道大学触媒化学研究センター(現触媒科学研究所)の親和会(当時あった教員と技官,事務職員の親睦組織=創成科学研究棟へうつって事務部門が北キャンパス合同事務部となって解散.給与天引きであつめた会費で運営されるので,出席しないと損をする...)主催の忘年会(札幌アスペンホテル).1998年9月に新任教授として着任した大谷教授が着任の挨拶(写真はのこっていない...).そして,翌年は忘年会の幹事にあてられて,京王プラザホテルで2回めの忘年会.イメージはそのときの幹事あいさつ.
■ 2025年12月16日・《1356》ジョブズ 1  0
スティーブ=ジョブズの画像をさいしょにつかったのは2012年のFirst International Conference on Photocatalysis and Solar Energy Conversion: Development of Materials and Nanomaterials(Daejeon, Korea)での依頼講演(イメージ右の2枚)で,その年のThe 19th International Conference on Photochemical Conversion and Storage of Solar Energy(IPS-19)の貴重講演にも使用.その後,ERDT/CBBパターンを指紋として金属酸化物を同定できるという話で,ふたたび使用開始.当初は,「記述する」ことができるものだけでは,ふたりを区別することはできないから「指紋」が必要という説明(イメージ左)につかっていたが,自然科学では「unambiguous text」が必要というはなしのときに,ことばでは説明できない「暗黙知」というものがある,というストーリーでも使用する(イメージ左から2つめ)ことに.ただ,10年以上まえの写真なのでちょっと...
■ 2025年12月15日・《1355》慣れ 1  0
RDB-PAS(逆二重励起光音響分光法)測定装置を設置している某研究室の研究員から,PA(光音響)信号がえられないとの連絡.いろいろと設定の確認をためしてもらったが,解決せず.さいごのさいごで「PAセルの電源/信号コネクタはちゃんと接続されていますか」とたずねてしらべてもらったら無事解決.PAセルにケーブルをつけるとトラブルがおこる可能性がたかいので,PAセルに端子をつけて,そこにコネクタ(イメージの右がわにある白いパーツ)をさしこむ方式となっているが,「ぬけどめ」がないことが問題なのだが,じぶんではそのことに気をつけることが習慣化しているため,気づかなかった.「慣れ」はおそろしいものでもある.
■ 2025年12月14日・《1354》「マルジナリアでつかまえて」読みはじめ 1  0
山本貴光「マルジナリアでつかまえて」(本の雑誌社/2020)は例によって「つん読」だったのだが,たまたま手にとった「記憶のデザイン」の著者紹介にこの本のなまえをみつけて読みはじめてみたしだい.マルジナリアとは,本の余白(マージン)への書きこみのこと.ふるくは,澁澤龍彦の同名の本がある(これもつん読).かなり実践的で,「マルジナリア事始め」の章(247ページ)では,「無理は禁物」と.「いざ余白に書き込みをしてみたところ,ペン先が滑って文字が歪んだり,いつもと比べてうまく書けなかったりすると,それだけでなんだか本を台無しにしたようになるものです」...わかる.おもわず「同感!」とかきこみそうになるのをがまんして端折りだけにしておこう.
■ 2025年12月13日・《1353》カドミウム 1  0
きょうの論文の2つはいずれも有機合成関連で,そのうち「PDC2001」は硫化カドミウムの光触媒反応によるピペリジンジカルボン酸(PDC)の合成.PDCが生成するさいごの段階は,炭素ー窒素二重結合であるイミンの水素添加(還元)で,酸化チタンとおなじように硫化カドミウム(CdS)に白金を担持させれば比較的簡単に進行するが,生成物はキラリティのない「cis付加」.しかし,白金がなくても水素を発生させることができるCdSでは白金を担持さえなくても水素添加はおこる.しかし,すこし酸化的雰囲気(少量の酸素をふくむアルゴン気流中)で熱処理すると,trans付加生成物が多くえられる.おそらく熱処理によって,CdS表面にカドミウム金属が析出し,水素過電圧がたかいカドミウムでは,白金のような水素原子付加ではないことがかんがえられる...という画期的な有機合成だとおもうのだが,25年で引用は14回だけ.
■ 2025年12月12日・《1352》朝のコーヒー 1  0
毎朝ペーパーフィルターでコーヒーを淹れるのは,もう20年,い30年以上になるか.現在のように5時ころにおきて(夏はもっと早い),1250 mL(900 mLを沸騰させて350 mLの水をいれてさます=75〜80℃くらいか・夏は800 mL沸騰させる)のお湯を用意してから,エクササイズを10分ほど.それから,菊地珈琲の酸味のないブレンドコーヒー47 gを電動ミルで挽いて,ゆっくりとお湯をおとす.新聞をよみながらマグカップでたっぷり一杯.それからパンとカップスープとリンゴの朝食をとって,食器をかたづけてから,もう一杯.こんな生活をいつまでつづけられるのだろうか.
■ 2025年12月11日・《1351》「ザ・シークレット・ナンバーズ」ななめ読了 1  0
北川ケイトほか「ザ・シークレット・ナンバーズ」(講談社/2025)[北大附属図書館]ななめ読了.数学史のなかで「単に優秀というだけでなく,数学をより包括的でグローバルな学問にするために,立ちはだかる障壁を打ち破った人たち(7ページ)」にスポットライトをあて,「彼/彼女たちに関する不当な記述を書きなおしていく」本.とくに印象に残ったのがソフィー=コワレフスキー(「第11章 数学のマーメイド」(219ページ)).女性が学問の世界に入るのがほぼ不可能な時代に,幼少期からの努力で,ついにフランス科学アカデミーのボルダン賞を受賞するにいたるが,後世には「女性としての魅力をつかってのしあがった」と貶められる.19世紀からつづくこの偏見はいまなお存在する.
■ 2025年12月10日・《1350》起動画面 1  0
Windowsパソコンを起動したときに,たのみもしないのに画像が表示される.たいがい「気にいらない」から,「私にはむいていません」をクリックすると,1,2回はべつの画像がでてくるけど,さいごはこれ(イメージ).まえに「私にはむいていません」としたものが,しばらくたってからでてくることも.いまの世のなか,生成AIをつかえば「気にいりそうな」画像も選択できるだろうに...ちなみにこの画面のスクリーンショットをとることはできない.
■ 2025年12月9日・《1349》下町 1  0
東京出張の2泊は2日め以降の東京理科大学葛飾キャンパスへの交通の便をかんがえて(料金も考慮にいれたが),綾瀬駅ちかくのビジネスホテル.綾瀬駅ははじめてだが,うろうろしても高架下の飲み屋くらいしか食べるところがない.へやのまどからは東京スカイツリーが見えるのだが,外装工事期間中のためネットがはられていてちょっと残念.理科大のもより駅の金町はやはり下町で,2日めのお昼は中国語で会話する夫婦がやっている中華料理,よるは「大衆酒場」の看板のみせでもちかえりの「デラックス弁当」を買ってホテルでたべたが,とても食べきれなかった.さすが「デラックス」.
■ 2025年12月8日・《1348》2つのオムニバス講義で東京へ 1  0
早稲田大学オムニバス講義(12月8日)と東京理科大学工学部集中講義(12月9日)のため,2泊3日の東京出張に出発.やすい航空便をとったので,きょうの新千歳空港からの出発は早朝で,JALのラウンジで(いつもの)さざ浪棒鮨(佐藤水産)の朝食.ちょうど日がのぼるタイミングだった(イメージ左).新千歳−羽田便はドル箱路線なので,航空各社どこでもいちばんあたらしい機体で,JALなら機外カメラがついている.いつも見るのは「垂直尾翼上のカメラ」だが,きょうはとなりの乗客も機外カメラで,こちらは「機体下部」.「垂直尾翼上」の方が,「飛んでいる」感がたのしめる.
■ 2025年12月7日・《1347》「記憶のデザイン」読了 1  0
山本貴光「記憶のデザイン」(筑摩選書/2020)読了.ずいぶんまえに買って「つん読」だった本なのだが,いまごろになって「マルジナリアでつかまえて」とおなじ著者であることに気づいた.「もちろん機械翻訳をつかって,自分では読めない言語を読める言語に翻訳するという手はある.しかし残念ながら,現在の機械翻訳ではそこまであてにならない.」(065ページ)というあたりはやはり2020年出版の本.パソコンでの「記憶」に関連して著者が提案しているのがデスクトップの活用(201ページ).たしかに,Macintoshではデスクトップが重要な「場」であったが,デスクトップの背景画像を設定できるようになってから意味がなくなった...なるほど.《じつは「つん読」ではなかった.ちゃんとクロニクルに記事が》
■ 2025年12月6日・《1346》オンライン開催 1  0
2020年12月のクロニクルには「オンライン会議/開催」の記事が5つ.この時期,会議(会合)や学会(学術集会),セミナーなどはすべてオンライン開催.結果としては1日でいくつもの会合に出席可能(パソコンを2台用意すれば「ふたまた」もできた).それぞれ5年,4年にいちどホノルルで開催のPRiME(電気化学系)とPACIFICHEM(化学系)が同年となる当たり年だったが,いずれもオンラインに.オンラインに対応している学会運営エンジンmeddleも利用がました.その後コロナ禍がさって,続々と現地開催となり,オンライン開催のメリットがなくなったのが残念なところ.
■ 2025年12月5日・《1345》AIの実力 3  0
光触媒反応のレビューを読んで,光触媒活性や材料の開発にAIがうまくつかえないかとたずねるメールがきて,3つの問題点があるとメールをかえしたところ来たのがこのメール(イメージ).いかにもAI技術者らしく,もとのメールもAIで書いているし,おそらくこのメールもそう.ただ,「アジア人工知能計算ネットワーク」とは書いてあるが,メールアドレスはGmailだし,LINEでやりとりしようというのがいかにもあやしいので,「研究の議論はメールでしかおこなわない」とかえしたら,ぱったり応答がなくなった.いずれにしても,AIの実力は相当なもの.
■ 2025年12月4日・《1344》乾杯の音頭 1  0
パーティでの乾杯の音頭は参加者のうちで最年長のものがおこなう,というのをわすれていて,第44回固体・表面光化学討論会の1日めの懇親会で乾杯の音頭をとることに.じつはこの討論会には第1回から参加(当時は「固体および表面の光化学に関与した光化学討論会」・要旨もプログラムも手書き)していて,学会運営エンジンmeddleでの運用もながいので思い入れはつよいから,しゃべる内容はおおい.主催者がとってくれた写真をみると「こぶしにちから」がはいっているんだなぁ,これが.《ほんとうは年上のひとがひとりいたのだが,年少にみられたらしい》
■ 2025年12月3日・《1343》遺産相続 1  0
「故Mr. Ohtaniの遺産相続人をさがしてあなたをみつけたから,相続手続きをしてくれ」というありがたいメール.やっぱり「そんなMr. Ohtaniなんてひとにこころあたりはないけど,もらえるなら相続する」というひとが10,000人にひとりでもいればこの手のメールをおくる商売はなりたつ.ちなみに,亡きいとこ(戸籍上は「おじ」・生涯独身でこどもなし)を8人のいとこで相続することに.とくに学生時代にお世話になったことをおもいだす.ありがとうございます.
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