1日 ◆ 初めての一歩は道の半ばにあたる 何事も出ようが大切 |
あなたが輝く−新渡戸のことば(花巻新渡戸記念館)より |
《出典:新渡戸稲造「一日一言」[1月1日]》初めの一歩は道の半(なかば)に当たる.何事も出ようが大切.花は芽にあり,大人の心は三つ児に始まる.今年の事業は今日の心に起こる.「ひととせを皆今日の心地して のどかに世をも過してしがな(伊藤仁斎)」《伊藤仁斎(1626〜1705)江戸初期の儒学者.朱子学を批判して古学を唱えた.京都で門弟三千人を集めた.》 |
4月1日 ◆ 蘇生 |
新渡戸稲造「一日一言」(財団法人新渡戸基金/2002)より |
人あるいは問わん,死にし者いかによみがえるや,いかなる身体にて来るかと.愚かなる者よ,なんじが播くところの種まず死なざれば生きず.また,なんじが播くところのもの,将来(のち)生ゆる所の体を播くに非ず,麦にても他の穀にてもただ種粒のみ.(パウロ)《人あるいは=新約聖書コリントの信徒への手紙一,十五章.パウロ:一世紀のキリスト教伝道者.》 |