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大谷研究室クロニクル(2914レコード)
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1日 ◆ 初めての一歩は道の半ばにあたる 何事も出ようが大切 あなたが輝く−新渡戸のことば(花巻新渡戸記念館)より
《出典:新渡戸稲造「一日一言」[1月1日]》初めの一歩は道の半(なかば)に当たる.何事も出ようが大切.花は芽にあり,大人の心は三つ児に始まる.今年の事業は今日の心に起こる.「ひととせを皆今日の心地して のどかに世をも過してしがな(伊藤仁斎)」《伊藤仁斎(1626〜1705)江戸初期の儒学者.朱子学を批判して古学を唱えた.京都で門弟三千人を集めた.》
4月1日 ◆ 蘇生 新渡戸稲造「一日一言」(財団法人新渡戸基金/2002)より
人あるいは問わん,死にし者いかによみがえるや,いかなる身体にて来るかと.愚かなる者よ,なんじが播くところの種まず死なざれば生きず.また,なんじが播くところのもの,将来(のち)生ゆる所の体を播くに非ず,麦にても他の穀にてもただ種粒のみ.(パウロ)《人あるいは=新約聖書コリントの信徒への手紙一,十五章.パウロ:一世紀のキリスト教伝道者.》

 ● (4月1日) (51 hits) 
■ 2024年4月1日・《732》クロニクルのカウンター表示の変更 3  0
在職中は定年退職の2022年3月31日がひとつの「くぎり」で,クロニクルのカウンタ−も「退職まであと何日」だった.想像もしなかったが,退職してNPO法人をたちあげてしまうと,「おわりの日」というのがない,つまり「くぎり」がないわけだから「生きているあいだ」ということになってしまう.それはちょっと...ということで,満80歳になる2036年11月30日までということに決定(といってもそれまで生きているかだどうかはわからないが...).あしたから,このクロニクルのカウンターはこの日までの「のこり日数」とすることに.あしたは「《4626》」になる予定.くわしくはこちら
■ 2024年4月1日・《732》学会運営エンジンmeddle売却交渉決裂 6  0
学会運営エンジンmeddleについて,某IT系民間企業からの買取提案.価格交渉は1,000万円からとのことだが,こちらの希望である「非営利の学術集会については実費のみとする」という条件で交渉難航.touche NPOとしては,条件をのんでもらえるなら買取価格をさげてもよいと提案したものの,先方は基本的に利用者によって価格をかえることはしないということなので,交渉決裂.こちらとしては,開発者がシステムを維持できなくなるまえ(あと10年くらいか...)にウェブシステムをなんとかしないといけないが,ほんらいの「担当者の負担軽減」という条件をまもりたいのでしかたないところ.交渉についての詳細はこちら
■ 2023年4月1日・《366》逆二重励起光音響分光法関連特許2件 3  0
逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)に関する測定とデータ解析(同定)の基本特許2件(「光音響分光方法および光音響分光装置」6264183・「金属酸化物の同定方法」6541288)について,国内某分光機器メーカーから買取の打診.企業を中心にRDB-PAS測定の需要がたかまっているとの市場レポートにもとづくものらしい.ただ,製品化でライセンス料10%をはらってもらい,200台売れれば1億円くらいにはなるので,提示価格はやすすぎると判断して断り.ライセンス供与などについての詳細はこちら.ちなみに,Googleは特許もデータベース化していたんだ...
■ 2023年4月1日・《366》touche NPOが「認定特定非営利活動法人」に 2  0
NPO(特定非営利活動法人)は内閣府から認定されると「認定特定被絵理活動法人」となり,NPOに寄附するひとが寄付額に応じて所得控除(あるいは税額控除)をうけることが可能に.本来は設立以降1年経過後で,寄付金の実績があることなどを条件として審査されるが,「特定非営利活動法人touche NPO」は,「特定非営利活動の健全な発展の基盤を有し公益の増進に資すると見込まれるもの」であるとして,特別に認定されることに.たとえば,100万円寄附していただくと,該当年度の確定申告において給与所得の源泉徴収分のほとんどが還付.これを機会にますますのご支援を.くわしくはこちら
■ 2023年4月1日・《366》オゾン分解 0  0
きょうの論文のうちでいちばん古い「AOZ1993」は,空気中のオゾン分解のための銀触媒(Ag(0)またはAg(II))を酸化チタンに担持させておくと,オゾンとの反応によってAg(I)になって不活性になったものを,光照射によって酸化チタンの光触媒反応によって再生して再活性化できるという「画期的(?)」な内容.意外にも,年に1,2回引用されているらしい...ということは,空気中のオゾン分解について工学的な需要があるということ.
■ 2022年4月1日・《1》バーチャル大谷研究室 20  0
北海道大学触媒科学研究所光触媒科学研究部門,通称「大谷研究室」はきのうの2022年3月31日で大谷文章教授が定年退職して閉じられたが,2022年度から北海道大学の規約が改定されて,定年退職後も,当該研究室(光触媒科学研究部門)の後任の教員(教授)が着任するまでは,インターネット上で「バーチャル研究室」として存在できることになり,第1号として大谷研究室が選定.くわしくはこちら.ちなみに,リアルな空間で大谷研究室が使用していた居室と実験室は,2022年4月1日に教授に昇任の中島清隆教授の「触媒反応学研究部門」が使用.
■ 2022年4月1日・《1》エイプリルフール 1  1
大谷研究室クロニクルでは,これまで一貫して「エイプリルフール」ネタはとりあつかわないことにしてきたが,ことしもやはり「エイプリルフール」ネタは掲載なし.「ひょっとしてことしは『エイプリルフール』ネタがあるかもしれない」と思って訪問していただくのも忝し.くわしくはこちら
■ 2021年4月1日・《365》あと365日 0  0
このタイトルにある「《365》」というのは,もちろんのこり日数で,自動的に挿入される...とスクリプト(プログラム)設定をしたのが昨年で,1年たってちゃんと機能していることを確認.ちなみに,ためしに2022年3月31日でためしてみたら,(あたりまえだが)ちゃんと「1」と表示(イメージ).この「《1》」の日になにを書くのかがたのしみ.いずれにしても,昨年のきょう,「大谷研究室クロニクルを毎日入力」という目標は達成.そしてあと365日.どんな話題を書くのか...「エイプリルフールねた」はもうないけど.
■ 2021年4月1日・《365》エイプリルフールの真実(リアル) 0  0
恒例の「エイプリルフールねた」が,ふりかえってみるとだいたい実現されていることが判明.「大谷教授の全講義がYouTubeにアップロードされて遠隔講義(2020)」はそのとおりに.「h-indexが800達成(2019)」はさすがに無理だったものの「300」は達成.「逆二重励起光音響分光法による電子トラップ密度測定装置の市販化(2018)」はまもなくだし,「その型式名『GEN-P01』(2020)」もほぼおなじ『GEN-SP/BK01』,「測定法がJIS化(2016)」は来月官報に掲載.「『光触媒標準研究法』の増補改訂第二版が電子書籍として刊行(2013)」はもう3年前から...くわしくはこちら.「瓢箪から駒」というべきか,「窮すれば通ず」というべきか.ちなみに「岸惠子自伝」の副題は「卵を割らなければ,オムレツは食べられない」.
■ 2020年4月1日・《730》2020年度がはじまりました 0  0
新型コロナウィルス関連で大混乱のなか2020年度がはじまりました.そして大谷教授の定年退職(大谷研究室の店じまい)まであと2年となり,北海道大学教授としての「終活」をはじめます.まず手始めに,研究室のウェブページに「のこり日数カウンター」を設置しました.あと730日です.本日発表の科研費の採択状況を確認すると,昨秋申請した新規分は不採択で,2020年度までの継続分だけでしたので,最終の2021年度予算の手あてが今年度の最大課題かもしれません.研究面では,光触媒と電子トラップ関連研究で3名の留学生が博士の学位申請をする予定で,最終年度の「伸び」を期待しています.
■ 2020年4月1日・大谷教授の全講義がYouTubeにアップロードされて遠隔受講が可能に 0  0
2020年度に大谷教授が担当する大学院環境科学院の「環境触媒化学特論I」と「分子環境学特論I」,全学教育科目の「クイズで学ぶ化学と科学」のそれぞれ15回分のすべての講義がYouTubeにアップロードされました.YouTube側の協力により,インタラクティブな視聴が可能で,講義中に出題されるクイズにウェブ上から回答することもでき,大学からも単位認定の了承が得られています.大谷教授は,「これまでも教育に関連してYouTubeを利用してきた(たとえばこちら)が,今回は新型コロナウィルスの問題に完全に対応できるようにすべての講義を遠隔で受講できるようにした.ただほんとうは受講生の前で『しゃべりたい』のが本音」とコメント.くわしくはこちら.写真は左から,講義のウェブページ(ここから入れます)/dz2軌道説明のムービー/1700回以上視聴されている九州大学での講演
■ 2020年4月1日・市販される逆二重励起光音響分光法測定装置の型式がきまりました 0  0
大谷研究室における光触媒研究からうまれた電子トラップ密度のエネルギー分布測定のための逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS=reversed double-beam photoacoustic spectroscopy)測定装置がいよいよ市販されることになり,まもなく某分析機器メーカー(まだ公開できません)からプロトタイプ機が発表されることになりました.その型式が,「GEN-P01」にきまりました.もちろんこの「GEN」というのは,あの「あらいぐまゲン」に由来しています.乞うご期待.くわしくはこちら.写真は左から,「光触媒標準研究法」表紙のあらいぐまゲン/研究室ホームページのあらいぐまゲン/RDB-PAS測定装置の主要部分.
■ 2019年4月1日・大谷教授のh指数(h-index)が「800」に達しました 0  0
科学者の相対的な貢献度をしめす(とされる)h指数(ウィキペディア),すなわち被引用数の順に発表論文をならべたときに順位より被引用数が高い論文の順位の最大数(わかりにくくてすみません...x回以上引用された論文がx報ある場合,xがh指数)について,大谷教授のものがちょうど「800」に達したことが判明しました.2017年9月にエイジシュート(年齢とh指数がおなじになる)を達成して以来わずか1年半で10倍以上に増加したことになります.これについて大谷教授は「通常は『100』をこえるとすごいといわれるh指数が『800』に達したことはとても光栄なこと.光触媒などの分野ですぐれた論文をつぎつぎとうみだしてくれた研究室をはじめとする共同研究者に感謝したい.800という数字もすごいが,総論文数が300に満たないのにh指数が800に達するのはきわめて『まれ』なケースではないか」とコメント.くわしくはこちら
■ 2019年4月1日・逆二重励起光音響分光法測定装置が化学遺産の将来登録リストに 0  0
大谷研究室が開発した逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS=reversed double-beam photoacoustic spectroscopy)測定装置が,日本化学会が登録を進めている化学遺産の「将来登録準備リスト」に登録されることが決まりました.「光触媒などの機能材料として多用される金属酸化物をはじめとする幅ひろい固体材料の同定と評価についてのブレークスルー(となったと認識される可能性が高い)」ことがその理由です.くわしくはこちら.化学遺産への登録は「十面体形状アナタース型酸化チタン調製用気相合成反応装置」につづいて2つめ.写真は左から,装置の心臓部であるセル部分/分光器部分/現在の3台の装置.
■ 2018年4月1日・「げん」はアライグマではなくタヌキだったことが判明 0  0
研究室のウェブページや光触媒標準研究法(東京図書/2005[絶版])の表紙にも登場の「アライグマ げん」は,工藤直子さんの詩集「のはらうた」の登場人物(動物)で,「けんきゅう」というタイトルの詩にもなっているのですが,画家の「ほてはまたかし」さんの版画の「げん」がアライグマではなく,タヌキではないのかという問合せが多数あり,作者に(おそるおそる)確認をとったところ,もともとタヌキをイメージして作成した画像を手違いで使ったことが判明.大谷研究室では今後の対応を検討中.くわしくはこちら.写真は左からAmazonで配信中の「光触媒標準研究法」/研究室のウェブページ.
■ 2018年4月1日・電子トラップエネルギー分布が「指紋」として鑑識に採用へ 0  0
大谷研究室で開発した逆二重励起光音響分光法(reversed double-beam photoacoustic spectroscopy=RDB-PAS)による金属酸化物粉末の電子トラップ密度のエネルギー分布(ERDT)パターン解析が警察捜査(鑑識)における証拠として採用されることに.北海道警察の依頼をうけて,衣類などに付着した「土ぼこり」などの微量の金属酸化物でも測定できるように装置を高感度して検討を重ねた結果,90%以上の確率で場所を特定できるように.今後の犯罪などの捜査に利用されることになりそうです.開発した大谷教授は「光触媒などの材料研究だけでなく一般に使われるようになって研究者として感無量」と.写真は札幌と北海道各地の土壌のERDT.くわしくはこちら
■ 2018年4月1日・電子トラップエネルギー分布測定装置がついに市販へ 0  0
大谷研究室が約10年の研究期間をかけて開発した逆二重励起光音響分光法(reversed double-beam photoacoustic spectroscopy=RDB-PAS)による光触媒,触媒,センサーや発光材料などに利用される金属酸化物粉末試料中の電子トラップのエネルギー分布測定装置の市販にむけて分析機器メーカのプロジェクトがスタートしました.発売は早ければ2019年度中.この装置は,「附属触媒連携研究センター電子トラップ研究コンソーシアム」でプロトタイプ機2台(4月中にもう1台追加予定)が利用可能です.コンソーシアムの説明パンフレットはこちら.写真は左から,RDB-PASの主要部分であるセル,試作機の分光器.《これはエプリルフールの記事ではありません》
■ 2017年4月1日・高瀬舞さんの人前結婚式と披露宴 0  0
大谷研究室のもと助教で現在室蘭工業大学工学研究科准教授の高瀬舞さん(通称「シニア」)の小針良仁さん(北見工業大学)との人前結婚式と結婚披露宴が札幌で催されました.おめでとうございます.列席者が証人となって,おふたりの永遠の愛が誓われました.写真は左から,出をまつ新婦の高瀬さん(この後じぶんでマイクをもってアナウンスしながら入場)/ウェディングケーキでは道産黒毛牛肩ロースまるごとローストビーフの「ご入刀」/若手研究者に囲まれる新郎新婦/2月に誕生した第三子の仁君を大谷教授が抱いて新婦入場.《これはエプリルフールの記事ではありません》
■ 2016年4月1日・味仙中部国際空港店の光触媒脱臭器に十面体酸化チタンが採用 0  0
食事後に搭乗した場合の臭気が問題になっていた中国台湾料理店「味仙」中部国際空港店で光触媒脱臭器が導入されることになり,装置内に設置する光触媒として高い性能が要求されることから,大谷研究室が開発した十面体形状アナタース酸化チタン(decahedral anatase titania particles=DAPs)が光触媒として採用されることに.ほんらいは呼気の臭気が問題ですが,まず店内のニンニク臭を徹底的に除去することによって利用客じしんがじぶんの呼気を感じるようにすることがねらい.大谷教授は,「DAPをつかえば店内臭気をほぼ100%除去することが可能」と胸をはる.写真は左から,主要メニューの台湾ラーメン,子袋,青菜炒めと餃子など/ごった返すチェックインカウンター(こんなところに味仙で食べた人がいたら.../参考映像)/貨物でごった返す伊丹空港(記事とは関係ありません).くわしくはこちら
■ 2016年4月1日・大谷研究室が開発した逆二重励起光音響分光法が日本工業規格に 0  0
大谷研究室が開発した逆二重励起光音響分光法(reversed double-beam photoacoustic spectroscopy=RDB-PAS)による電子トラップのエネルギー分布測定法が日本工業規格(JIS)に「ファインセラミックス−光触媒性能評価法」(JISRUS0800)として制定されました(主務大臣=経済産業/PDFファイルは上のサイトから閲覧できます[Google Chromeでは閲覧できません]).光触媒にかぎらず粉末状の金属酸化物の同定にRDB-PASを利用できることが認定されたものです.写真は左から,装置の主要部分である光音響分光セル/各種酸化チタンの測定結果.くわしくはこちら
■ 2015年4月1日・十面体形状アナタース型酸化チタン調製用気相反応装置が化学遺産に認定 0  0
大谷研究室と企業との共同研究によって開発された十面体形状アナタース型酸化チタンを調製するための気相合成反応装置が日本化学会が登録を進めている化学遺産の「将来登録準備リスト」に登録されることが決まりました.「高活性光触媒の調製法についてブレークスルー(となったと認識される可能性がある)」ことがその理由です.くわしくはこちら.写真は左から,共同研究企業の展示(装置そのものは現段階では公開できません)/合成される十面体形状アナタース型酸化チタン(DAP)のSEM写真/大谷研究室に設置のベンチスケール装置のプロトタイプ(1)/(2).
■ 2015年4月1日・大谷研究室のキッズスペースが札幌市認可外保育所に 1  0
2012年度に大谷研究室に設置した「キッズスペース」ですが,よく利用していた高瀬舞助教(現在室蘭工業大学准教授)の転出にともなって利用が減っていましたが,創成研究棟内の研究室の方から「利用できないか」との問合せがあいついでいることから,大谷教授が保育士の資格を取得し,さらに整備を行い(光触媒脱臭機能つき),このたび札幌市認可外保育施設にしました.ただ,定員2名ですので届出は不要です.くわしくはこちら.写真は2013年5月のキッズスペース.
■ 2014年4月1日・ミロのビーナスの保護に十面体形状アナタース型酸化チタンコーティング 0  0
パリのルーブル美術館前のガラスのピラミッドが光触媒コーティングされているのは有名ですが,収蔵品の一部にもすでに光触媒コーティングが施工済みなのをご存じですか.特許関係の制限で公開されていませんでしたが,たとえば有名なミロのビーナスでは,世界各国の酸化チタンメーカーが提供した各社の最高性能のものから実際の条件での最優秀のものとして大谷研究室が開発した十面体形状アナタース型酸化チタンが採用されたという経緯が.くわしくはこちら
■ 2014年4月1日・光触媒の脱臭が円山公園の花見ジンギスカンに採用されることに 0  0
北海道の花見はだいたい五月のゴールデンウィークで,まだ寒いことが多いためか,北海道の文化なのか,桜の花の下でジンギスカンというのが通例ですが,ジンギスカンの特有のにおいをきらう人も多く,トラブルも.通常は火気厳禁でも花見シーズンのみジンギスカンが許可される円山公園を管理する札幌市環境保全局では,においのトラブルを避けるため,大谷研究室が開発した十面体形状アナタース型酸化チタンを原料とする酸化チタンコーティング液を,シーズン前に公園のサクラの木や建物外壁などに散布することに.くわしくはこちら.写真は左から,北大古河講堂前のサクラ/円山公園/十面体形状アナタース型酸化チタンのSEM像の例
■ 2013年4月1日・十面体形状アナタース型酸化チタンがビッグマックのパーケージに 0  0
大谷研究室と昭和タイタニウムの共同研究によって工業的生産がはじまろうとしている十面体形状アナタース型酸化チタンがついにビッグマックのパッケージのコーティングに使われることになりました.日本マクドナルドホールディングス(東京都新宿区西新宿6-5-1)によれば,「以前から油汚れをふせぐため紙箱のコーティングに酸化チタン光触媒をつかうことを企画していたが,箱とおなじ十面体形状の酸化チタンがあることを知り,『十面体コラボ』が一気に進んだ」とのこと.キャッチは「十面体×十面体=オイシイとキレイのコラボ」.プレスリリースは4月1日.くわしくはこちら
■ 2013年4月1日・「光触媒標準研究法」の増補改訂第二版が電子書籍として刊行決定 0  0
2005年に発刊された「光触媒標準研究法」(東京図書)ですが,昨年夏ごろに初版を売り切ったもようで,その後品切れ状態が続き,Amazonで高値で取引されている「光触媒標準研究法」の増補改訂第二版が刊行されることが決定しました.今回は,内容を刷新し最新情報も取り入れるとともに,冊子体での刊行をやめてAmazonが版元となる電子書籍になりました.価格は現在交渉中ですが,800円になる予定.この電子版はKindle Fire HDで読むことができます.くわしくはこちら
■ 2012年4月1日・新年度をむかえました 0  0
2012年度に入りました.これだけ人の入れ替わりのある年度のはじめというのは,ひさしぶり(2005年度以来)です.2011年度で大谷教授をのぞくスタッフ(准教授/助教/特任助教)が総入れ替えとなりました.あたらしい助教の高瀬舞博士の着任は4月1日ですが,産休のため4月26日ころが就労開始となりそうです.准教授と博士研究員は募集中.あたらしい修士1年は2名です.写真は,昨年度の追い出しコンパ(半数以上が修了または異動).
■ 2012年4月1日・大谷教授の講義がUSTREAMの動画で公開 0  0
2012年度前期に大谷教授が開講する4つの講義のうち,高等教育推進機構事務部との調整がつかなかった「クイズで学ぶ化学と科学」をのぞく大学院環境科学院開講科目(光触媒化学特論[木曜日08:45〜10:15]/分子環境学特論I[木曜日10:30〜12:00]/環境物質科学基礎論I[金曜日08:45〜10:15])3つがUSTREAMで公開されることになりました.動画配信について大谷教授は「ソーシャルストリームをチェックしながら講義をすすめるので,教室にいる人も学外のひとも積極的に書きこんでほしい.ほんとうの双方向の講義ができると思う」と自信をのぞかせる.くわしくはこちら
■ 2012年4月1日・大谷教授の講演のYouTube画像ダウンロードが100万回突破 0  0
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)のセミナーシリーズで大谷教授が行った光触媒の基礎に関する依頼講演「Fundamental Studies on Photocatalysis」のYouTube動画のダウンロード数が100万回を突破.大谷教授は「アクセス数はさいごまで見ないとカウントされないのでこれは大変なことだ.できれば,自動乳鉢の動画もあわせて見てほしい」とコメント.くわしくはこちら
■ 2011年4月1日・光触媒コーティングつきポストカード販売へ 0  0
研究室(教授室)のドアに貼ってあるポストカード.現在はポリ袋に入れていますが,以前はマグネットでとめるだけでした.ポリ袋をつかうようになったのは,廊下の蛍光灯の紫外線で色があせるから.そうです.けっこうな量の紫外線があるんです(あまり定量的でなくもうしわけございません).今回,選りすぐりポストカードを北海アート出版社(中央区北3条西8丁目)から発売(10枚セットで税込800円)するにあたり,消臭効果のある光触媒コーティングつきにしました.くわしくはこちら
■ 2010年4月1日・フリッツバーバー研究所との合同シンポジウムに参加 0  0
先端育成プログラムシンポジウム(FHI-CRC Joint International Symposium―Surface Science and Catalysis for Sustainable Society)が朝倉教授のお世話で創成科学研究棟5F大会議室にて開催.会期は2010年4月2日まで.阿部准教授が1日めに講演,大谷教授が2日めに座長.《ポーランド出張とそれにつづく国内出張の直後でちょっとへばり気味でした》
■ 2010年4月1日・新型「能動的環境浄化型」光触媒マスクが商品化へ 0  0
大谷研究室で開発された新型光触媒マスクが国内某中堅メーカーで商品化されることに.これまでにも,光触媒を含んだマスクは数種類市販されていますが,すべて呼気とともにマスク内に入った細菌やウイルスを光触媒反応によって殺菌/不活性化するという「受動的」なものでした.今回開発されたのは,せきやクシャミの強い空気流を利用して,マスクに内蔵されている光触媒のナノ粒子を噴霧し,まわりの空気中で殺菌/ウイルス不活性化が起こるという「能動的環境浄化型」.開発者の大谷教授は,「せきやくしゃみをすればするほど環境が浄化できる画期的な商品」と胸をはる.くわしくはこちら
■ 2009年4月1日・三面体酸化チタン粒子の開発に成功 0  0
大谷研究室では,大学院生の研究をもとにアナタースの101面3つから構成される三面体酸化チタン光触媒粒子の開発に成功しました.平面3つでは立体はできないはず,底があるのでは,という疑問がわきますが,底はありません.三角形のナノシート3枚からできた一種のカードハウスのようなものです.これまで球状の中空粒子や開口部のあるものは報告されていますが,このような形状ははじめてと大谷教授.くわしくはこちら.《内側にもあるなら六面体ではないかという指摘も...》
■ 2009年4月1日・大谷教授の記事がダウンロードランキングのトップに 0  0
日本化学会速報誌(Chemistry Lettes)の2008年37巻3号216ページに掲載された光触媒の論文に関するA Personal Commentary「Preparing Articles on Photocatalysis―Beyond The Illusions, Misconceptions and Speculation」のダウンロード数が2008年出版の記事のうちでトップに.出版以来1年で1000回以上(関係者による).2009年3月31日現在,さいきん20,000アクセスのなかでも堂々の20位(この表で7位は大学院博士課程3年のプリエトさんの論文).ただし,論文への引用は実質的にゼロ(1件が総説,のこり2件は大谷研究室の論文).記事のPDFファイル.《これはエプリルフールの記事ではありません》
■ 2009年4月1日・大谷研ポストカードが出版物に利用か 0  0
大谷研究室教授室のドアを飾るポストカードの原版となる写真が札幌のある印刷業者で利用される方向で話がすすんでいます.大谷教授は「ほんとうはポストカード集として出版したいところだが,利用されるのであればそれでもかまわない」とコメント.ちなみに,研究室まで来ていただければ,ポストカードは無料で進呈しています.ポストカードのサイトはこちら,《これはエプリルフールの記事ではありません》
■ 2008年4月1日・九面体酸化チタンの開発に成功 0  0
これまで大谷研究室で開発してきた十面体(decahedron)と八面体(octahedron)の両方を特長をもつ新規高活性酸化チタン光触媒として,九面体(enneahedron)形状アナタース型酸化チタン微粒子の合成に成功.水蒸気を多量に含む原料気体を急速に加熱する新しい合成法である「気相水熱反応」がポイント.大谷教授は「名前が『球面体』とまぎらわしいので『Q-particle(略称:キューピー)』などのニックネームを考えたいが,奇数面の結晶子は世界ではじめてではないか」とのこと.くわしくはこちら
■ 2008年4月1日・大谷研ポストカードが写真集として出版されることに 0  0
大谷教授室のドアを飾るポストカードが札幌の中堅出版社であるイルポス書房(中央区北4条西14丁目)から出版されることになりました.150種類以上あるカードのうちから,厳選した38枚がきりとってすぐに使えるポストカード集になっています.価格は,800円(本体価格762円).くわしくはこちら.大谷教授は,「ちょっと価格は高いが,自信作です.ぜひ買ってください」とのこと.ちなみに,研究室まで来ていただければ,ポストカードは無料で進呈しています.ポストカードのサイトはこちら
■ 2007年4月1日・光触媒除雪システムが新千歳空港で試験開始 0  0
大谷研が開発した十面体形状酸化チタンをつかった超親水性コロイド液散布システムによる航空機の主翼の除雪システムが,新千歳空港において試験開始.残念ながら初日の今日は積雪がなかったため,効果の確認はできませんでしたが,大谷教授は「十面体粒子の平面性によって雪の結晶がひっかからず,すべりやすくなる」と解説.くわしくはこちら
■ 2007年4月1日・触媒化学研究センターが改組されました 0  0
触媒化学研究センターは1988年の設置以来,1998年に改組拡充しましたが,4月1日より再度改組,組織変更しました.従来の部門/分野は,『触媒基礎研究部』となり,大谷研究室はその中の『触媒反応化学研究部門』となりました.また,触媒基礎研究部をたて糸とすると,よこ糸に相当する組織として設置された『触媒ターゲット研究アセンブリ』のなかでは,阿部准教授(今日から助教授の名称がかわりました)が『結晶機能化クラスター』(03-111号室),大谷教授が『触媒ネットワーククラスター』(03-112号室)のクラスターリーダーになりました.なお,センターの助手は全員「助教(じょきょう)」になりました.
■ 2007年4月1日・ポスト可視光応答性光触媒の開発に成功 0  0
大谷研では,現在活発に研究が行われている可視光応答性を超える「ポスト可視光応答性光触媒」として,赤外光応答性光触媒の開発に成功.阿部准教授の専門である2段階光励起システムを,天野助教が開発中の薄片集積型粒子に組み込んだもので,複数の赤外光子によって,紫外光励起と同様の活性をしめす.大谷教授は,「可視光応答性光触媒では,塗布したときに下地の色が変わるという欠点があったが,赤外応答性光触媒は無色なのでさらに用途がひろがるはず」と自信.電気こたつ(写真)を製造する家電メーカからの引き合いも.くわしくはこちら
■ 2006年4月1日・「光触媒の壁」が刊行されました 0  0
「光触媒のしくみがわかる本」「光触媒標準研究法」につづいて,「光触媒の壁」が刊行(北海道大学学術図書出版センター/新書版/800ページ).著者の大谷教授は,「題名の意味は『光触媒の研究に壁がある』ということではなく,単に『光触媒を塗った壁』をつきぬけたところに光触媒の真価が発揮されることを強調したかった.今回もミリオンセラーをめざす」とコメント.くわしくはこちら
■ 2006年4月1日・入場者全国2位となった旭山動物園の人気施 0  0
入場者全国2位となった旭山動物園の人気施設「しろくま館」にある水槽の水浄化に大谷研究室が開発した界面光触媒が採用されることに.人気者の「イワン」(写真)も大喜び.界面触媒をさいしょに開発した共同研究者の池田茂助教授(大阪大学太陽光エネルギー化学研究センター)は,「今回使用がきまった界面触媒では疎水化方法をくふうしているので,しろくまが食べても大丈夫」と太鼓判.くわしくはこちら
■ 2006年4月1日・天野史章さんが大谷研究室二代目の助手とし 0  0
天野史章さんが大谷研究室二代目の助手として着任.京都大学大学院工学研究科分子工学専攻の田中庸裕教授の指導のもとで博士(工学)の学位を取得したての若手研究者.先代の池田助手(現在,大阪大学太陽光エネルギー化学研究センター助教授)が転出した後,2003年11月に創成科学研究棟に引っ越したため,新しい研究室でははじめての助手.部屋は03-310-2号室(電話:011-706-9130[ファクシミリ兼用]).
■ 2005年4月1日・大谷教授が執筆した「光触媒標準研究法」がミリオンセラーに 0  0
大谷教授が執筆した「光触媒標準研究法」(東京図書/2005年1月刊)の実売数が100万部を突破し,ミリオンセラーに.専門書としては異例の売れ行き.著作権使用料(印税)について,大谷教授は「税金のことが心配だが,可能なら『光触媒研究博物館』をつくりたい」と発言.くわしくはこちら
■ 2005年4月1日・2005年電気化学第72回大会(熊本大学) 0  0
1-3日 2005年電気化学第72回大会が熊本大学工学部(黒髪)キャンパスで開催.岩崎,小西両氏の発表(小西氏は学会デビュー/写真左は岩崎氏)と,大谷教授の学術賞授与式,受賞講演「 光触媒反応機構の解明とそれにもとづく高活性光触媒・高効率反応系の開発」.お祝い会をしてもらいました(写真中・桑畑/彌田教授と大谷...区別できますか).4月3日は,第1回Honda-Fujishima Prize(大阪大学・中村龍平氏)の贈呈式(写真右:左から,藤嶋昭博士,中村龍平博士,本多健一博士と大谷).中村氏がもっている盾には酸化チタンの単結晶(Honda-Fujishima効果の実験に用いたものとおなじ)から削りだしたチタニアダイヤモンド3個が埋め込まれています.
■ 2005年4月1日・大谷研究室のもと助教授の鳥本司氏が名古屋 0  0
大谷研究室のもと助教授の鳥本司氏が名古屋大学大学院工学研究科結晶材料工学専攻教授に着任.国立大学法人化のため,3月31日づけで北海道大学をいったん辞職したことに.写真は4月3日の電気化学会の夕食時に新しい名刺を東京工業大学彌田教授(右)と大谷教授に配っているところ.
■ 2005年4月1日・大谷研究室では,これまでにない画期的な室 0  0
大谷研究室では,これまでにない画期的な室内空気浄化のための「空中光触媒システム」を開発.外観は加湿器に似ており,水蒸気とともに光触媒超微粒子を散布し,レーザ光をカクテル光線のように照射する.開発について大谷教授によれば「レーザ光が室内にいる人の目に入らないようにするところが一番むずかしかった」とのこと.くわしくはこちら
■ 2002年4月1日・研究室に多くの新しいメンバーが加入 0  0
研究室に多くの新しいメンバーが加入.鳥本助教授・池田助手のさきがけ研究21(科学技術振興財団)の博士研究員として3名(うち1名は昨年度までCOE外国人研究員であったパル博士),地球環境科学専攻修士課程1年として2名,および触媒化学研究センター研究生として1名.くわしくは,[メンバー]をご参照ください.昨年度いっぱいで研究室を離れた人については[研究室紹介].
■ 2001年4月1日・《7670》当分野の研究室として新たに2階の225号室を使用開始 0  0
当分野の研究室として新たに2階の225号室が追加されました.これで全部で4部屋.《実際には8月に整備するまでは使っていなかったようです.定年退官された荒又先生がつかっておられた部屋.写真が1枚も残っていません.探索したところ,1枚でてきました.撮影日は不明ですが,北側の壁際に設置したSTMと油川さん》
■ 2001年4月1日・当研究室が増進会出版社(Z会)の広報雑誌 0  0
大谷研究室における研究が増進会出版社(Z会)の広報雑誌「Azest」4月号の『○○学って何?』で紹介されました.写真は表紙と記事の第1ページ.取材のときにしゃべりすぎて記事がふつうより長くなったそうです.
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 ● (4月1日) (51 hits) 
■ 1999年4月1日・池田茂助手とボナマリ=パル研究員が着任 0  0
池田茂助手(東京工業大学資源化学研究所・堂免研究室出身)とボナマリ・パル非常勤研究員(インド・3月まで九州工業大学に滞在)が着任.辞令公布は4月6日.写真は,触媒化学研究センター年報用に撮影したもの.
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