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大谷研究室クロニクル(2897レコード)
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 ● (2024年3月0日)(title = RDB-PAS測定) (1 hits) 
■ 2024年3月16日・《716》RDB-PAS測定 3  0
3月13日からの名古屋大学出張までにすませようと,2月27日から3月12日までの15日間で,市販酸化チタン試料49種類のうち手配中の2つをのぞいた47サンプルのRDB-PAS測定完了.1日平均3サンプル強で,1日で約18 kW hの電力を消費.えられた電子トラップのエネルギー分布(energy-resolved distribution of electron traps=ERDT)をルチル,ルチル上のアナタース,アナタース,アナタース上のアモルファスとアモルファスの5種類にガウス曲線でピーク分割して色別表示すると,それぞれのサンプルのERDTのちがいがあきらか.さらに,バンドギャップエネルギーや比表面積,各露出面の電子トラップ密度などをデータ解析により推定できる可能性がでてきた.測定前の磨砕やアルミナによる希釈の効果をあきらかにすることが今後の課題だが,ERDTはもはや「指紋(fingerprint)」をこえて,「total descriptor」になったといえる.
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