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今日は2025年8月2日(土) 
■ 2025年7月24日・《1211》フルオロアルケン 1  0
きょうの論文のうちでもっともふるい「FOL1990」はチタニアの光触媒反応によるフルオロアルケンの気相分解反応.PDFファイルをひらいて,Acrobatの生成AIをつかってみた.「どんなTiO2をつかっていますか」と質問すると「文書によると,使用されたTiO₂はメルク社製のアナターゼ型TiO₂粉末で,特別な活性化処理は行われていません」,「どんな波長の光を照射していますか」には「文書によると,照射された光の波長は 200 nm以上 で,主に 254 nm を放射する低圧水銀ランプが使用されています,また,別の実験では 365 nm を主に放射する高圧水銀ランプも使用されています」とさ...だいたいあってるやんか.
■ 2025年7月15日・《1202》東京理科大学へ出張[その2] 2  0
2日めのきょうは,実際にチタニアのサンプル(凍結乾燥ST21)を測定することに.イメージは左から,調整がすんで測定にはいった逆二重励起光音響分光法測定装置(SP1r)はこれまででもっともゆったりとした配置/大谷研究室時代のSP1(左側のラックの中段)はこんな配置/名古屋大学時代もおなじようにコンパクトにラックに収納されていた/測定が無事終了して自撮り棒をつかって記念撮影.
■ 2025年7月14日・《1201》東京理科大学へ出張[その1] 1  0
きょうは大谷研究室のもと助教の高島舞博士の異動先の東京理科大学葛飾キャンパスに出張.名古屋大学から移転した逆二重励起光音響分光法測定装置(SP1r)の調整などが目的.もともとSP1rはキセノンランプ,分光器,フィルターホイールやチョッパーなどの部品を組み合わせた「バラック」なので,光軸の調整が必要.ということで,光強度を測定しながら微調整をくりかえしてなんとか完了.あとは実際に測定してみることに.イメージは左から,最新機種のことが多い新千歳−羽田便では機外カメラをたのしめる/LED部分も光軸調整/とまったホテルはなんとバルコニーつき.
■ 2025年7月13日・《1200》AI 1  0
ためしに「電子トラップ 光音響分光法」でGoogle AIにたずねてみたら,ごらんの回答(イメージ).なるほど,なるほど,指摘できるほどのまちがいはないやんか...で,引用文献をみると,なんと「大谷研究室クロニクル」.そりゃまちがいないけど...ほかの項目の検索では,おなじようなインターネットの記事がつかわれていることをしめしているわけで,その内容について判断をしているわけではない.これを「intelligence」とよぶのは無理というもの.
■ 2025年7月12日・《1199》malicious 1  0
フィッシング(phishing)メールにはたいていなんらかのリンクボタンかURL表示がついているが,URLの場合には,表示されているURLと実際のリンク先URLがちがっていることがほとんど.Google ChromeならURLにカーソルをのせると実際のURLが表示されるから,確認可能.そのフィッシングメールの「前科」をさぐろうと,ニセURLをググったら,ちゃんとその手のURLをチェックするサイトがあって,きょうチェックしたものは最高の「malicious」を獲得!
■ 2025年7月11日・《1198》論文再々修正稿を投稿 1  0
ことし4月2日に,「How Can We Know True Particle Shape? Macroscopic Morphology Analysis of Ceria Nanoparticles Based on Their Electron Trap-distribution Patterns and Implications in Catalysis」なる論文をChem. Commun.に投稿するも,「overall urgency」がひくいとのエディター判断で4月8日にリジェクトされ,おなじRSCのPhys. Chem. Chme. Phys.(PCCP)のCommunicationにトランスファー.その審査がひと月ちかくかかって,5月5日にプリントアウトする3ページをこえる審査意見がついてもどってきた.5月13日に修正稿を投稿するも,またもひと月以上かかって6月17日にもどってきたのは,審査員のひとりが「修正がじゅうぶんでないし,あらたな問題が発覚した」という理由でリジェクトの意見.さいわいあらたな審査員が修正すればアクセプトの意見だったので,2週間以上かけて修正して本日再再投稿.さてどうなることやら...
■ 2025年7月10日・《1197》Explorerのフォルダ表示 2  0
ワークスペース(スタジオ)のWindowsパソコンで,エクスプローラーでフォルダをひらこうとクリックするとフォルダーがひらくまでに2分ほどかかる現象がとつぜんあらわれた.ググってみるとAIさまがいろいろと対策をおっしゃるが,どれも効果なし(提案される対策はほぼすべて設定を変更することで,その設定をかえたわけでもないのにそんな現象があらわれるのはその設定が原因ではないことをしめしている...).たまたま,ひらいたフォルダーの写真(iCloudと同期)をコピーしようとするとエラーになる現象があったことから,iCloudの設定をいったんリセットして,ログインと設定をやりなおしたらあっさり解決.なーんだ...でも1時間以上かかったよ.
■ 2025年7月9日・《1196》AI使用が前提 1  0
「AI使用論文のクロスチェックに」なるヘッダがついたメールがとどく.AIを使用して作成した論文を投稿したときに「なんらかの申告の不足」のためにリジェクトされるのを防止できるという...ということは,論文作成にAIをつかうのはもうすでにあたりまえのことになっているのはもちろん,AIがつかわれていることを「隠す」ことも可能になっているということ.レフェリーやエディターもAIをつかっているのはふつうということなので,当然ともいえるが,こうなってくると,いったい論文を出版するという意味がわからない....やれやれ.
■ 2025年7月8日・《1195》きょうは出張の日 1  0
業務日誌をみているとどうやらきょうは出張の日のようで...1999円はJALで京都へ,2004年はパリで依頼講演,2005年は東大駒場で会議,2006年はストックホルムに滞在中,2007年はJALで東京へ,2008年は大学入試センター試験の出題委員会,2009年もJALで東京へ,2011年はポーランド滞在中,2013年は京都に滞在中,2014年は東大駒場で討論会,2015年は夜にJALで羽田へ,2016年も夜にJALで東京へ,そして,2017年は東京から帰札という具合.
■ 2025年7月7日・《1194》黒猫大和 1  0
「黒猫大和配送センター」からフィッシングメール.いかにもフィッシングメールらしい差出人メールアドレスだが,「黒猫大和」ではなんともならんだろう...とおもっていたら,1時間もたたないうちに「ヤマト運輸株式会社再配達センター」からフィッシングメール.差出人メールアドレスはおなじようなものだが,ちゃんと「それらしい」なまえに訂正してきた.まちがっていたとわかったらすぐに修正するのは「りっぱ」だが,やっぱり「見た目」がなんともならない.そんなことを批評してもしょうがないところだが...
■ 2025年7月6日・《1193》サボテン 1  0
大谷研究室発足のときから教授室にあっていまはNPOのワークスペースにあるサボテン(ほんとうはサボテンではなくてユーフォルビア).なにかの拍子におれたので「さして」おいたものがことしの成長第一号.そのうち本体ものびるかも.このユーフォルビアから株わけしたもののほかにもうひとつある(ほんとうの)サボテンは大谷研究室で研究員だった村山さんにもらったもの.気づいてみるともらったときの2倍ちかくに成長していた.こちらはそろそろ鉢を大きくしないと...
■ 2025年7月5日・《1192》スウェーデンからの来客 1  0
十面体形状アナタース酸化チタン(decahedral-shaped anatase particles=DAPs)をつかった光触媒反応系のプロジェクトを推進するスウェーデンリンショービン大学の日本人研究者が来訪.大谷研究室にあったDAP合成のテストプラントは,コワルスカ准教授(現ヤギェウォ大学教授)がもちかえり,大谷研究室で客員講師としてDAP合成をおこなった特任講師のマルチン=ジャンツァレック博士の研究室にあるはずだが,加熱のための赤外線電気炉は日本製しかなく,大電力であるため電源電圧が200 Vのヨーロッパではトランスから調達する必要があるとのこと.ディスカッションのあとは,ちかくの「揚子江」へ.ざんねんながら写真をとりわすれた...イメージは2023年3月のもの.
■ 2025年7月4日・《1191》リプライレター 1  0
こんな時代だからとくにおどろくにはあたらないが,論文を投稿して,改訂稿をおくるときに審査員に対する「リプライレター」をつくってくれる「商売」があるわけで,そんなメールが届くのは当然のこと.ということは,これを利用しようとする研究者もいるわけで,論文をかいて投稿する目的が論文を出版することに集約されているということ.おそらく論文を書くのは,書くこと,投稿して審査員の指摘をうけることによってじぶんの研究の意味を知るためだと思うが...これだけにかぎらずいわゆる「研究力」の低下はなんともならない状況に.
■ 2025年7月3日・《1190》フィッシングメール 1  0
毎日数通はくるフィッシングメール.たいがいは「見ただけ」でフィッシングメールとわかるものだが,今日届いた「税務署からのお知らせ」は「変な」ところは,差出人(sender)のアドレスが「.cn」であることくらい(それくらい偽装できなくてどうするんだ...)だが,一見まともなリンクURLの実際に埋め込まれている(クリックしたときの実際の)URLは「https://e-tax-crevabl.b7rac.com/loginouudividua/」.まぁいずれにしてもGmailがかってに「迷惑メール」として分類してくれるのだが...
■ 2025年7月2日・《1189》三方コック 1  0
バブリングなどの低圧のガスの流路にはかなり前からテルモの点滴用のチューブとパーツを使用.本来は液体用だが,安価でかつ分岐や接続がかんたんなので重宝している.さいしょにつかったのは複数の試験管へのアルゴン通気で,三方コック14こをくみあわせて製作(ざんねんながら探しても写真はのこっていなかった...).いまもNPOのスタジオでメタノール飽和窒素の通気につかっているのだが...ずっと気になっているのはこのレバー.うす緑色の「T」型のレバーで,このとおりの流路となっているのかと思いきや...「T」のたて方向は「STOP」(ちゃんとそう表示されている...)なんでこんな仕様になったのか知りたいところ...しらべてみたら,「ニプロ」製は「まとも」だった.
■ 2025年7月1日・《1188》再結合と電子トラップ 6  0
きょうの論文は13報でそのうち日本語の解説(総説)が3つ.  どれもが「再結合」か「電子トラップ」と関係している.いちばんふるい「ZMK1995」のPDFファイルをAcrobat開いたら「生成要約」のボタンがあって,ためしにクリックすると,スキャン画像にもかかわらず,ちゃんと読みとって「要約」なるものが出力された.読んでみると「よくある記述」以外はふくまれていない(「光触媒には空間電荷層はない」など).これをペーストバッファにいれて,保存しようとWordをひらくと「どんな文書をつくりたいのか」ときいてくる...のでテーマを「再結合と電子トラップの関係」とするとあっという間に「半導体・絶縁体におけるキャリアダイナミクスの視点から」なるそれらしい副題をつけたレポートがでてきた.こんどはもとにもどって「ZMK1995」でAcrobatのAIに「電子トラップはどう影響しますか」とたずねたら「電子トラップの効率的な制御は光触媒反応の性能向上において重要な要素です」とご託宣(イメージ右).とんでもない時代になってしまったことを実感.
■ 2025年6月30日・《1187》科研費セミナー 1  0
以前にも紹介した「おもいやりとわくわくの科研費申請」というセミナー(2021年6月29日と30日にオンラインで実施)のYouTube動画もうひとつ)は,主催者が「ほかの大学の研究者がこれをみて採択率があがったら困る」から大学内限定公開になっていたが,(たぶん)退職してから一般公開に.「アナリティクス」をみると,現在でもちょくちょく視聴されていて,2つあわせて約2,000回.「おもいやり」というのは,科研費の審査員が審査しやすい,つまり内容がよくわかるように申請書類をつくるという意味.もちろん高評価をえる,いや「高評価をつけざるをえない」ようにしようということ.そして「わくわく」は,採択されるかどうかではなく,申請書類をつくることでじぶんの研究の「意味」を再発見して,意欲がわくということ.つまり,どちらも「研究の意味の再発見」が目的で,採択されることではない.
■ 2025年6月29日・《1186》学生の匿名での質問 1  0
とある学会(学術集会)ではブラウザブルウェブポスター(BWP)を採用.BWPでは討論期間中なら,参加登録者は(じぶんのなまえが発表者にふくまれていなければ)それぞれのポスターに質問できるが,デフォルトでは「氏名(所属)」が質問に表示される.学生(大学院生)にとっては,それがハードルになる可能性もあるので,匿名での質問を許可する設定(氏名も所属も表示しないか,所属のみ表示を選択できる)も可能で,この学会ではそのように設定.学生はぜんぶ匿名をえらぶかというとそうでもないところがおもしろいところ.設定が簡単なわりにはディスカッションの「もりあがり」に貢献か.
■ 2025年6月28日・《1185》学生会員 1  0
学会運営エンジンmeddleでサポートしている「とある」学会(学術集会)は,主催する学会(会員組織)の会員かどうかで,表彰審査を希望したり,参加登録費がちがっていたりする...ある意味で「ふつう」のこと.参加登録受付メール(システム管理者にはすべての発表と参加登録の受付メールがCCではいってくる)をみると,知りあいの教員が「会員学生」つまり学生として登録.なんでそうなったがわからずしばらくかんがえて,登録区分の「会員学生」と「会員と学生」とかんちがいしたのではないかと気づいた.「主催・共催学協会員一般」という登録区分もあるからほとんどのひとはそんな誤解はしないだろうと思うが,念のため「会員学生」を「学生会員」に変更.やれやれ.
■ 2025年6月27日・《1184》LAMとBRO 2  0
きょうの論文には1980年代の論文がふたつ.「LAM1983」と「BRO1985」.LAM1983は博士学位論文のテーマである光触媒反応に関するさいしょの論文(奇しくもおなじ発行日でもうひとつAGS1983)で,粒子系の光触媒反応ならではの酸化還元複合反応(redox-combined photocatalysis)に関するもの.これを契機に多くの論文がでた.もうひとつの「BRO1985」はチタニアのひとつの結晶型であるブルカイト(brookite)に関するもの.ブルカイトのXRDではアナタースのピークとほぼおなじ位置に回折ピークがあるため構造解析にはかなり苦労した記憶がある.おそらく,アモルファス成分もないブルカイトはこれまで合成されたことはないのではないかと.その意味では,まだまだ「わかっていないこと」は多いといえる.
■ 2025年6月26日・《1183》大学院生 3  0
1998年9月1日に北海道大学理学研究科助教授から触媒化学研究センター(現触媒科学研究所)教授に昇進.もちろん配属学生はなく,ただひとり理学部の4年生をあずかった.当時触媒化学研究センターには佐藤真理(しんり)先生がおられて,雑誌会にくわえていただいた.そのときの大学院生のひとりが中村龍平さんで,地球科学研究科修士課程をおえてから大阪大学で学位を取得し,その後理化学研究所へ.現在は東京科学大学教授.その中村さんが理学部で講演するときいて聴講.なつかしの理学部N308講義室でたのしい時間をすごした.「ほんとうの意味でイノベーティブなことを研究していたら『これだ!』とおもったことはたいていまちがいだが,まちがっていることを知ることは前進しているということ」とはげました.
■ 2025年6月25日・《1182》酸化亜鉛 1  0
タイからの依頼測定のサンプルに酸化亜鉛(ZnO)と過酸化亜鉛(ZnO2)がふくまれていて,標準品として市販品をさがしたら,ZnOはいくつか入手できそうだったが,ZnO2の方は純度や量(1 kg!)の問題から断念.きょう,4種のZnOが届いた.ただ,いずれもマイクロメートルサイズの粒子のようで,逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定で信号がでるかどうかが心配なところ...《ためしてみたら案の定ほとんど信号なし...さてどうするか》
■ 2025年6月24日・《1181》温度センサー 1  0
逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定装置のうちのBK3(イメージの中央のラック)で測定中にキセノンランプが消灯していた.切れたかとおもって分解して取りだしてみたが,オゾン発生防止用のフィルターがやや白濁しているだけで異常なし.「そこそこ」の時間使用しているので,新品と交換して再測定したが,またもとちゅうで消灯.もういちどバルブをもとに戻したらちゃんと点灯...ここでようやく温度センサーによってランプハウスが高温となると自動的に消灯する機構であることに気づいた.左どなりのBK2の排気ホースの位置を調整し,2つのセットアップのあいだにファンを設置...やれやれ.
■ 2025年6月23日・《1180》墓参 1  0
きょうは京都滞在最終日で,すこし時間があったので,母方の墓所におまいり.場所は寺町三条あたりで,その通り名「寺町」にふさわしく,繁華街である河原町通からひとすじ入ると,お寺がならぶ.その一角のビルに囲まれた墓地に母方の「三崎(みさき)家」の墓所.母の兄弟のうち,ことし1月になくなった末弟の葬儀には参列できなかったので,今回墓参.これで母の兄弟はみんな亡くなった.この叔父には大学時代にずいぶんお世話になった,そんなこと思いださせる.
■ 2025年6月22日・《1179》一乗寺 2  0
お世話になっている知人一家によばれて金曜日から京都へ.まだ6月だが,初日の最高気温は37度.宿泊させてもらった施設は一乗寺にあって,むかしからの下町と田畑と共存する住宅街.一乗寺にかぎらず,京都はいたるところにむかしの風情がのこっている.イメージは左から,これもふるい街の山端(やまばな)の「掲示板」,一乗寺の叡電の駅ちかくの古書店,住宅街に突如あらわれる「バレエ」の文字.ちかくには「雲母湯」という有名な銭湯.
■ 2025年6月21日・《1178》reliabe 1  0
大谷研時代に博士の学位をとって,ポーランドクラクフのヤギェウォ大学のコワルスカ(Ewa Kowalska)教授の研究室で博士研究員(ポスドク)をしているフィトリ(Fitri Rizki Amalia)さんが中心となって執筆した総説(Review)「Spectrophotometric analysis: Challenge for a reliable evaluation of photocatalytic activity under visible light irradiation」(ZFITR2025)がオープンアクセスになっている.光触媒活性を色素分子の分解(degradation/といっても実際にはさほど分解はされていないのだが...)によって評価することの問題点を指摘し,その代替となる測定手法を報告した論文「HCHOL2022の主著者ならでは内容だが,HCHOL2022と同様に引用数は期待できない.
■ 2025年6月20日・《1177》地球温暖化 1  1
きょうの論文の「BHJTN2014」は「光化学の事典」に掲載された2ページの依頼原稿.どんな経緯でこの項目の執筆を依頼されたのかはおぼえていないが,いま読んでみると,研究者としての立場からけっこう「まっとうな」はなしを書いている(ようにおもえる)が,こんな「不確定」なはなしは受けいれられないのかもしれない.科学はすべて「仮説」という不確定性のもとになりたっているという前提はかわらない.
■ 2025年6月19日・《1176》発表証明書 1  0
学会運営エンジンmeddle上で運営される学術集会(学会)では,発表証明書と表象状の自動発行がデフォルトになっているので,会期終了後には発表申込者は「発表申込受付コード」(わすれたときは登録の電子メールあてに通知される機能つき)と電子メールアドレスでログインしてダウンロード可能(イメージ右).会期直後にはほとんどアクセスはないが,しばらくしてから発表証明書のダウンロードがある.おそらく,なにかの報告書や申請につかわれているのか...いずれにしても発行依頼に対応する必要なし.
■ 2025年6月18日・《1175》ポスターショートトーク 1  0
いつからはじまったのかはしらないが,学会(学術集会)には口頭発表のほかにポスター発表がある.これもまたいつからはじまったのかはしらないが,ポスターセッションのまえに短い時間で質疑応答なしの口頭発表があって(学生のころにはなかった...),ポスタープレビュー(PP)とかポスターパレードとかいわれる.学会運営エンジンmeddle上で運営される学会では,オンラインでの「ブラウザブルウェブポスター(BWP)」と現地でのポスターセッションを両方やる場合があって,旧来のPPも行う...となると,BWPはすでに公開されているので,「プレ」じゃないし(なので「ポスターショートトーク」と呼称),BWPで内容がわかるから不要ともいえる...むずかしいところ.そもそもPPは「ポスター発表をする学生に口頭発表の雰囲気を味あわせたい」の理由がはいっているのかもしれない.
■ 2025年6月17日・《1174》実験室整備 1  0
業務日誌をながめていると,どうやらきょう6月17日は実験室の整備をやる日のようで,1993年「ドラフト内窒素配」,1994年「GC用クロマトパックプログラム変更・pHメータ更新準備」,1999年「STM(日本ローパー)設置」,2000年「キセノン照射装置レンズ交換/光路調整・127号室水道栓(モレあり)撤去・ChiralPakMA(+)圧力上昇のため逆洗(圧力低下せず)」,2003年「高圧水銀灯用冷却水循環装置受取・水銀灯冷却装置セッティング」,2005年は「旋光計をHPLC左側へ/IRを旋光計跡へ/分光光度計をIR跡へ/多波長分光照射装置を分光光度計跡へ・多波長分光照射装置のテーブルをドラフト横窓側へ/事務机1台を03-110号室窓側左端へ/チラー2台を水銀灯照射装置と事務机の間に・同位体ガスをキャビネットJ-3(新設)へ」というぐあいだが,その後はほとんどなし.ひまがなくなったのか,必要がなくなったのか...
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