以前にも紹介した「おもいやりとわくわくの科研費申請」というセミナー(2021年6月29日と30日にオンラインで実施)のYouTube動画(もうひとつ)は,主催者が「ほかの大学の研究者がこれをみて採択率があがったら困る」から大学内限定公開になっていたが,(たぶん)退職してから一般公開に.「アナリティクス」をみると,現在でもちょくちょく視聴されていて,2つあわせて約2,000回.「おもいやり」というのは,科研費の審査員が審査しやすい,つまり内容がよくわかるように申請書類をつくるという意味.もちろん高評価をえる,いや「高評価をつけざるをえない」ようにしようということ.そして「わくわく」は,採択されるかどうかではなく,申請書類をつくることでじぶんの研究の「意味」を再発見して,意欲がわくということ.つまり,どちらも「研究の意味の再発見」が目的で,採択されることではない. |