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今日は2026年6月16日(火) 
■ 2026年6月4日・《1526》「微粒子の光吸収と散乱」パラパラ読み 1  0
Craig F. Bohren/Donald R. Huffmann「Absorption and Scattering of Light by Small Particles}Wiley (1983) パラパラ読み.いつものとおり北大附属図書館の新刊書コーナによったときに見つけた本.1983年発行(Wiley Science Paperback Series 1998とあるので再版かもしれないが)がなぜ「新刊書」として購入されているのかが不思議なところ.著者は物理学者なので,基本的に微粒子の光吸収と散乱を数式でとらえている(ので実務にはあまり役立たない).おもしろいのは巻頭言(ページ vii・イメージ中).光音響分光法(photoacoustic spectroscopy)についてはほんのすこし紹介があるだけだった(320・442ページ)のが残念なところ.
■ 2026年6月1日・《1523》非常口誘導灯 2  0
家内がやっている「カフェ・ギャラリー イル・ポスティーノ」の出口のうえについている「非常口誘導灯」(イメージ左).半年前の消防設備点検のまえに,切れかかっていた内部の蛍光灯をLEDのものに交換.点検してもらったら,右下のひもを引っぱって停電時のシミュレーションをしても点灯せず.「内部のバッテリーがだめになっているのかも」という助言をうけていたが,5月末の点検をまえにググってみたら,Google AIが「非常口誘導灯の蛍光灯はLEDに交換できない」とのご助言(イメージ右).蛍光灯を買ってきてためしたらみごとに停電時点灯.ということは,Google AIにたずねたら,その下に表示されるさまざまなウェブサイトは参照する必要がないということ.つまり,AIがウェブ検索を根本的に変えたのであった.
■ 2026年5月30日・《1521》構造活性相関とPASことはじめ 0  0
きょうの論文のうちでもっともふるい(42年まえ)のは「MTR1994」は酸化チタン(チタニア)の焼成による結晶構造の変化と光触媒活性についての(おそらく唯一の)日本語の原著論文.チタニアの構造―光触媒活性相関の(大げさにいえば)原点ともいえるもので,この時代にアモルファス成分について言及しているのは「まれ」といえる.もうひとつは「PAS2006」.
■ 2026年5月28日・《1519》節目の日 1  0
業務日誌をながめていると,きょう5月28日は節目の日であった.1993年は,第12回光がかかわる触媒化学シンポジウムで依頼講演「半導体光触媒による有機化学反応」(イメージ右は要旨の1ページめ).1998年は,触媒化学研究センター教授公募応募書類作成と提出(9月1日に採用).2013年は,東京応化財団平成25年度表彰助成および講演会.2014年は,父大谷晃一葬儀告別式のあいさつで「『文章はわしよりさきに死ぬな』という父の願いがかなってはじめての親孝行ができた」と報告.2021年は,分析機器メーカのひとつにRDB-PASの市販化についてのミーティングを提案/電子トラップ密度測定説明のためのZoomミーティング設定.そしてきょうはなにか節目となることが起こるのか...
■ 2026年5月23日・《1514》一乗寺 1  0
和歌山での法事のあとできょうは京都に滞在中.一乗寺の知りあいの宿舎にとめてもらい,きょうは散策.さいしょは徒歩で叡電(叡山電鉄)の一乗寺あたりへ.京都にきたら毎回立ちよる啓文社一乗寺店 でゆっくりと店内をめぐり,気になった本をメモ(マークの本/逆説思考/疑う科学者/ホワイトヘッド/鶴見俊輔の発想法/ヘルシンキ生活の練習/ナッジ!?/ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論/べリングキャット).この本屋だけでも「来た甲斐」があるというもの.その啓文社のむかいの建物が気になった(イメージ右・なにかの店が営業中).《イメージ右は25日に訪れた鳩居堂のむかいの店》
■ 2026年5月22日・《1513》2年ごとの法事 2  0
きょうは和歌山市にある紀三井寺(きみいでら)で2014年になくなった父の十三回忌の法要.前日の雨があがってまだくもり空だったが,名草山のうえにある境内からは,大阪湾をこえて四国まで見わたせた(イメージ).「日本最大の木造立像である『大千手十一面観音菩薩像』」(Google AI)が安置されている観音堂でいとこの管主とご子息の読経のもとおごそかに終了.2012年になくなった母の十三回忌は2年まえにおえ,つぎは2年後の2028年に十七回忌.そのまた2年後の2030年は父の十七回忌と,2024年から2年ごとに法要がつづく.《通常は十七回忌のつぎは二十三回忌(素数か...)だがどうなることやら...》
■ 2026年5月21日・《1512》PCCP 2  0
お待たせしました「PMORP2026」(Ohtani, B.; Konsolakis, M.; Lykaki, M.; Higuchi, K.; Takashima, M. A novel approach to quantitative morphology characterization of ceria nanoparticles based on their electron trap distribution patterns and the implications for catalysis. Phys. Chem. Chem. Phys. 2026, 28, 11564-11568. [10.1039/D5CP03662C])の巻号・ページが確定.さいしょに投稿したのが2025年4月初旬なので,なんと400日以上経過後にやっと.ただ,ながい審査過程でこの論文の主題である「『粒子のかたち』はどのように定義されるか」や「透過型電子顕微鏡(TEM)によって粒子のかたちを推定するときの限界」があきらかになったことはおおきい.ロッド(実際には「flat bar」)の露出面はTEMでは「絶対に」きめられないことは今後の研究の方向を示唆している.
■ 2026年5月20日・《1511》十面体 1  0
きょうの論文のひとつ「DHP2009」は,8つの台形状の{101}面と2つの正方形の{001}面が露出した十面体(decahedron)形状のアナタース酸化チタンに関する論文.塩化チタン(IV)と酸素の混合気を石英管に流しながら,外部からバーナーで加熱して製造したもの.いまだに,十面体が選択的に生成する理由はあきらかにはなっていないが,ある種の条件で2種類の結晶面(格子面)が露出するとかんがえるのはややむずかしいので,最安定とかんがえられている{101}面を優先的に露出しつつ,露出表面積をちいさくする(球形にちかづける)ためではないかと...いずれにしてもこのサンプルがのこっていたら逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)を測定したいところ.
■ 2026年5月19日・《1510》ガス漏れ警報器(再) 1  0
まえにもあったが,自宅のキッチンで皿あらい中に突然「ガスがもれていませんか」とのアラームが連呼...そうだった,このキッチンのガス漏れ警報器は「おなら」を検知する.「おならでガス漏れ警報器が反応する理由」んついてGoogl AIは「おならのなかの水素やメタンによる」とご回答.メタンだけじゃなくて,水素もか...いずれも空気よりかるいから天井にとりつけのガス漏れ警報器は関知しやすい.2004年11月まで有効(イメージ左)とあるから,2000年あたりが製造年だが,四半世紀たってもまだ機能している.
■ 2026年5月18日・《1509》アクティビティ 1  0
大谷研究室時代につかっていた研究室内限定の内部情報である「分野内情報」のデータベースのなかに「統計/stats」というのがあって,ひさしぶりにクリックしてみると(イメージ)じぶんじしん(現在のところこの「分野内情報」にはいれるのは大谷と元助教の?島博士のみ)の「アクティビティ」が表示された.「h-index」のところにはちゃんとリンクがついていて,クリックしてみると「79(2026年4月9日現在)」.学会発表は1059件で,そのうちじぶんで発表したのが456 件(依頼・招待:339) /受賞:27)...ということは,その1000件以上の発表がすべてデータベースとして登録されているということ.
■ 2026年5月17日・《1508》RDB-PAスペクトル 1  0
逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定では,メタノール飽和窒素を充てんした光音響(PA)セルにいれた固体試料にLED(625 nmあるいは940 nmを使用することが多い)からの強度変調光を照射しながら,キセノンランプの光を分光した連続光を波長を走査してRDB-PAスペクトルをとる.連続光照射により空(から)の電子トラップに電子が蓄積されて生じる光吸収を測定するので,波長走査中に信号強度が減少することはない(実際には短波長側でやや低下することもある)はず(イメージの中央上がRDB-PAスペクトル=酸化チタン試料)だが,試料によっては,走査開始から単調に減少する試料もあることは開発当初からわかっていた.いまごろになってようやく,その減少が連続光照射に起因するのではなく,試料がメタノールと反応してセル内のメタノール濃度が低下し,そのためにPA強度が減少する可能性があることがわかった...さてどうするか.
■ 2026年5月16日・《1507》「本質的緊張2」ななめ読了(その2) 2  0
この本の「訳者あとがき」はなかなか読みごたえがあった.なかでも,クーンとポパーの論争の底辺にあるのがそれぞれの立場のちがいであることを示唆した「クーンの思想は,自ら物理学者としての経験を背景とした,現実の科学者たちの具体的な行動の分析の中から,その必然的な成果として生まれ出たものであり,机上における抽象的かつ哲学的な思索の中から生じたものでは決してなかったのである」(479ページ)は,とても納得のいくものであった.なにせ「『科学革命の構造』発行後の1965年には,クーンをロンドンに招いて,生粋の科学哲学者カール・ポパーを議長とする科学哲学国際コロキウムが開催された.これが世に言う,ポパー派によるクーンの袋叩きと称せられる国際会議である」(476ページ)だから.《はさんであった貸出票をみると,この本は2025年9月7日に北大附属図書館から借り出されていたのであった...8か月まえ!》
■ 2026年5月15日・《1506》「本質的緊張2」ななめ読了 1  0
トーマス=クーン「本質的緊張 科学における伝統と革新(2)クーン科学哲学論集」(みすず書房/1992)ななめ読了.読みたかったのは,「第十二章 パラダイム再考」だったが,読んでみるといろいろと興味ぶかい記述があった.たとえば,「科学研究における異常な状態を通じてこそ,測定はときおり発見や確認において中心的な役割を果すようになるのである」(253ページ).あるいは,ドルトンが倍数比例の法則を提唱する際に文献検索したとされるが,当時の実験データは倍数比例の法則を支持する結果ではなかった.これは分析技術の検証がじゅうぶんでなかったからで,逆にいえば倍数比例の法則をもとに「期待される結果」がえられるように分析技術が進歩したのだという(第八章 近代物理学における測定の機能・244〜245ページ).肝心の「パラダイム再考」のさいごには「最後に,『パラダイム』という用語に戻ることにしよう」(413ページ)とあるが...残念ながら明確にはならなかった.とはいえ「パラダイム」をうちやぶるものが生じるという「本質的緊張」の意味は理解できるような気がする.
■ 2026年5月14日・《1505》リリートレイン 2  0
毎年恒例になっている百合が原公園のリリートレインに昨日乗車(かつては65歳以上は無料だったが,乗車するのが老人ばっかりなのか,いつの間にか乗車料金200円になっている).いつもは連休あけくらいなので,あまり花がないのだが,ことしは暖かくなるのがはやいのか,いつもより華やかな気がする.イメージは駅を発車直後に左がわにみえるサイロで,昭和5年(1930年)建造のものとか.毎年聴くアナウンスだが,きょうはしげしげと見てしまった.あっというまに園内を一周して駅に到着.自宅のバルコニーと家内のカフェの前の花壇の花苗を購入して帰宅.
■ 2026年5月13日・《1504》ブルカイト酸化チタン 2  0
きょうの論文のひとつの「ISH2003」は,天然に存在する酸化チタン(IV)(チタニア)結晶のうちのひとつで,ほかのアナタースやルチルをふくまないものを調製するのが(さらにXRDのメインピークがアナタースのそれにほぼ重なっているので結晶含率の定量も)困難.近畿大学の古南さんとの共同研究であるこの論文では,有機溶媒(エチレングリコール=EG)中で調製したブルカイト微粒子を水熱処理することによって有機化合物の不純物を除去するとともにアモルファスを結晶化させるというもの.水熱処理後に空気中で焼成しても,XRDのピーク強度がほとんど変化しない(イメージ右)のが特徴(ただし比表面積は低下).このサンプルがのこっていれば,RDB-PAS(逆二重励起光音響分光法)測定できたのに...残念.《あらためて論文を読みかえしたときに「Teflon linear」を発見...たぶん「Teflon liner」がただしい》
■ 2026年5月12日・《1503》NPOの税務と報告完了 3  0
特定非営利活動法人(NPO)の義務としては,税務として前年度終了後2か月以内に法人税(国税+地方税)と消費税(消費税と地方消費税)の申告(+納入)と報告として3か月以内に所轄地方自治体に事業報告書を提出(touche NPOの場合には札幌市の担当部署に郵送)がある.法令などでの制限はないが,税務申告や事業報告書の内容は総会の承認をえておく必要があるので,まず監事の監査結果をもらって総会の議題を理事会にはかり,承認をえたものを総会にかけて承認をえていた(5月8日).これをうけて,すべての税務申告(+納入)と事業報告書(イメージが「鑑(かがみ)」)提出を本日完了.4回めにしてなんとか問題なく(e-Taxでの申告では文書の入力順をまちがえてちょっと時間がかかったが...)終了できた.ついでに,NPOのウェブサイトに「2025年度貸借対照表」をアップロード(これもNPOの義務).《実際にはミスがいくつかあって現在修正申告中...完了》
■ 2026年5月11日・《1502》曜日の感覚 2  0
定年退職した年(2022年)の前半は北海道大学大学院環境科学研究院の講義を担当(木曜日午前中)したので,なんとなく曜日の感覚があり,NPOの業務(学会運営エンジンmeddleの運営とRDB-PAS測定)も土日はやすんでいたが,「やりたいことをやる」方針がはっきりしてくると,曜日の感覚がなくなる(そのうえ家内のやっているカフェは定休日でなく月のさいごの10日間が休みという変則さのため).で,いまはどうなのかというと,曜日の感覚は「今日のゴミ分類」でのみきまっているといえる.きょうは月曜日で,今週は「雑がみ」の日.
■ 2026年5月10日・《1501》懲戒委員会 1  0
いろんなことをかんがえるひとがいるもので,企業内で不正な「アクティビティ」が検出されたので対応するようにとの詐欺メール.「懲戒委員会の開催や雇用契約の解除」をさけたいのであれば,仮想通貨を払うこと...って,つまりこのメールの送信者が不正行為をしているということ.しかし,0.03 BTC(40万円程度)というくらいだと,実際になんらかの不正行為をしているひとがいれば払えそうな金額ということか.いずれにしても,冒頭の「従業員各位」がほほえましい稚拙さといえる.
■ 2026年5月9日・《1500》ホテル予約 1  0
まえに来たようなホテル予約のフィッシングメール.そもそも「会議」に出席するかどうかもわからないのにそのためのホテル予約をひきうけますといわれてもなんともならないのだが,メールの送信先が膨大な数なら,そのうちで,その期間(2026年6月)と場所(ローマ)の会議に出席しようとしているひとがいて,そのひとがひっかかればよいということか.昨年までとはちがうのは,GoogleのAIがちゃんと送信元のメールアドレスからフィッシングメールであることをしめしてくれること.
■ 2026年5月8日・《1499》「『予想外』を予想する方法」読了(その2) 2  0
もうひとつ.イベントでの定員管理のはなしで(253ページ),これを「ゲーム理論」で説明しているところ(「全員が勝者になれるゲームに変える」).イベントを開催するにあたって参加費を無料にすると,席を予約しておきながら来場しない人がいることが問題になる.「金を支払っていないから,参加しなくても(損はなく,逆に)時間や労力の負担を節約できる」からである(「ブーメラン効果」とよばれる).参加登録費を少額にしておく(参加したら返金するというオプションも可能)と,結果として事前に参加する方向で予定を組むことになるので,気まぐれの登録ではなく,真に関心があるひとが確実に参加することになり,当日キャンセルがへるという.
■ 2026年5月7日・《1498》知事公館 2  0
昨年もなんどか書いた知事公館(札幌市中央区北一条西16丁目).これまで庭園(イメージ左)のなかを散歩したことはあったのだが,出勤途中に時間があったので,建物の内部を見学してみることに.1999年秋に知事公館のとなりのブロックのマンションに引っこしたから,なんと27年ではじめて.なかなかに格調たかい室内で,おもに会議につかわれていた(現在もつかわれることがあるという)へやがいくつか.なんといっても,室内からみる庭園がすばらしい.都会のまん中で,これだけ緑にかこまれているところはないかと.
■ 2026年5月6日・《1497》「『予想外』を予想する方法」読了 1  0
キット=イェーツ「『予想外』を予想する方法」(草思社/2025)読了.例によって北大の附属図書館に借りた本を返却しにいったときに,「新刊書コーナー」でみつけて借りだした本(471ページの大著!).原題は「How to Expect the Unexpected: The Science of Making Predictions and the Art of Knowing When Not To」.生きていくために,人類の頭脳がいかにおおくの「バイアス」を設定してかんがえることを楽にしてきたか,そしてそれを逆に利用して他人を「だます」ことが行われてきたかがよくわかる.印象的だったのは,深層学習(ディープラーニング)における「見本」としての「学習用データセット」のはなし.そのデータが「見本」であると判断するは人間であるが,その判断基準が解析アルゴリズムに「おなじように」とりこまれるとはかぎらない(365ページ),つまり人間の判断にはすでにバイアスがかかっているということ.
■ 2026年5月5日・《1496》ポンプ−プローブ測定 1  0
きょうの論文でもっともふるい「MIY2005」は,北大理学部の魚?研時代におこなったフェムト秒レーザによるポンプ−プローブ測定の報告のうち,アナタース(JRC-TIO-2)とルチル(JRC-TIO-5)試料について,それまでは無視されてきたポンプ光波長依存性についてのもので,いずれの結晶でも,バンドギャップあたりとそれよりずっと高いエネルギーの光で励起するのとでは生じる過渡吸収(620 nm)の減衰挙動がことなり,バンドギャップ近傍では非常に1 ps以下のはやい減衰がみられるの対して,高エネルギーがわでは減衰がおそいことをしめしている.いまになって読みかえすと,アナタースとしてつかわれているTIO-2はXRDではルチルはみえないが,RDB-PAS測定をしてみると,表面にルチルが存在するし,TIO-5も微量のアナタースがふくまれることがわかっている.また,ルチルの価電子帯から接触しているアナタースの電子トラップへの電荷移動励起がおこることがわかっている(ICTEL2021)から,この励起プロセスが関与していることもかんがえられる(この論文では二光子励起を示唆しているが...).いまさらながらではあるが,電子トラップの関与をかんがえれば整理がつくかもしれない.《結局のところ問題はアナタースとルチルのそれぞれ単相の試料がえらえれないこと》
■ 2026年5月4日・《1495》ファイル閲覧共通化構想 2  0
退職前のゴールデンウィークは海外出張か論文執筆,スクリプト(プログラム)作成/修正がおおいのだが,きょうの業務日誌をみると,2008年に「ファイル閲覧共通化構想」についての提言のための書類作成と送付をやっていた.おもいだしてみると,このころに触媒学会の会誌「触媒」のオンライン化(触媒OnTheWeb)をおこなっていて,これと同様のシステムを電気化学会と光化学協会の会誌でもつくって,アクセスを共通化することを思いついた.実際には,この時点では,2つの学会は会誌をオンライン化することに積極的ではなかったため,話はすすまなかった.触媒学会はオンライン化と同時にあっさりと冊子体を廃止したが,2008年の時点で冊子体を廃止するのはかなり抵抗があったといえる.《いずれにしても一括検索できるようになればかなり有益とおもわれるのだが...》
■ 2026年5月3日・《1494》メタノール出荷規制 5  0
逆二重励起光音響分光法(RDB-PAS)測定では必須の要素のメタノール(サンプルの価電子帯から電子トラップに光励起させたときに生じる正孔を捕捉して脱励起をふせぐ).それほど消費するわけではないが,ストックがなくなってきたので発注したところ,「特級は出荷規制がかかっいて入手不可能」との返事.なんと,メタノールは天然ガスを原料としておもにサウジアラビアで製造されたものを輸入しているため,イランによるホルムズ海峡の封鎖のために,入荷がとまっていると(たとえば三協化学株式会社のページ).そうだったのか...《なぜ特級はだめだけど一級なら入手可能なのかは...不明だが,おそらく原料の入手経路がことなるものとおもわれる》
■ 2026年5月2日・《1493》人事部 1  0
新手(あらて)の詐欺メール.添付ファイルに「なにか」が仕込まれているもよう.だけど,こんなおかしなメールを本気にするひとがいるんだなぁ.単なる想像ではあるが,その添付書類(13 kbyteのWordファイル)には「それっぽい」ことが書かれているわけではなくて,白紙か意味のないことがすこしあるかではないかと.ある程度の規模の会社なら,ひとりくらいは「ひっかかる」ひとがいるだろうから,それで送信者の意図は達成される.
■ 2026年5月1日・《1492》軽減税率1% 1  0
公約として2026年度中に軽減税率0%をかかげてきたものの,実際の食料品の販売にかかるレジスターや経理システムの対応に長期間を要するために年度内に実現できない可能性がでてきたが,0%ではなく1%なら短期間で対応でき,年度内でも可能という線がでてきたという.プログラム(スクリプト)を考えれば当然で,税率を変数,たとえば,消費税率「taxG」,軽減税率「taxL」として,実際の税率をべつに定義することにしておけば,税率がかわってもプログラムの1か所だけ変更すればそれですむ(0%の場合には表示などに修正が必要があるかも)が,「8%」という(定数ではない)数字で処理していたら,プログラムのなかの「8%」の部分をさがしだして,ぜんぶ修正しないといけない...だけど,これなら0%でもおなじはずだけど...なんでかなぁ.
■ 2026年4月30日・《1491》科学と政治 1  0
ACS(アメリカ化学会)のニュースによれば,NSF(National Science Foundation=米国国立科学財団)の監督機関であるNSB(National Science Board=全米科学委員会)の委員24人全員を解任したと.いつの時代でも,科学は政治家にとって「じゃま」なものであるようにみえるのは,政治なるものが科学的となりえないという意味かもしれないが,ここまで露骨な干渉ができるのは,科学的/非科学的という問題ではなく,人間的/非人間的という範疇になるのではあるまいか.
■ 2026年4月29日・《1490》セキュリティ 1  0
以前にも書いたオンラインバンキングで必須に指定されているセキュリティソフト.とくに問題はないと思っていたらそうでもなかった.日本語入力のATOKの一部のキーが無効になって(たとえば[無変換]で半角入力になる機能),その原因がわからなかったが,オンラインバンキングを利用したあとに発生することに気づいて,ググってみたら,キー入力もチェックしていてそれが原因で不具合が生じることがあるとのこと(なんとIME(Microsoftの日本語入力)には対応している).対応法が判明したのであっさり解決.
■ 2026年4月28日・《1489》講演の録画 3  0
Zoomでのオンライン講演の場合,以前はPDFファイルの共有の場合にかぎってイマーシブシェア,つまり,画面のなかにじぶんの「ビデオ」画像をいれることができた(ただしPowerPointファイルをPDFファイルに変換しなければならないので,アニメーションを分解するという不便があった)のだが,いつの間にか,どんなファイルでもイマーシブシェアが可能になっている.ただ,これだとじぶんでは「どんな風にみえている(イマーシブ)のか」を確認できないので,きょうの講演では2台のパソコンとモニターを使用(イメージ左).ビデオのカメラもモニターの中央付近にもってきて,「視線」がそれないようにして,うまくいったとおもったら,録画をみると「参加者」のタブがはいっていたといううっかりミスが発覚.やれやれ.
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